voiceソラマドに住む人たち
interview浜畑邸
浜畑邸 完成後インタビュー
新築ポジティブ志向でかなえた、
ワクワクと心地よさが詰まった家
浜畑 健太さん(35)
奈々さん(35)
奈央(なお)ちゃん
奈都(なつ)ちゃん
紆余曲折あった土地探し、転勤と約4年の年月を経て、完成した浜畑邸。
大分市街地を望む丘の上、北斜面、坂道あり。
尻込みする人もいるかもしれない、ちょっとレアな立地も、浜畑ファミリーにとっては、なんのその。
とっても明るくて元気なご一家の、長かったけど、どんな時も楽しみながら進んだ家づくりや新居での暮らし、インタビューしてきました。
完成までの長い道のりもブレずに、
「どうすれば楽しいか」を考えた
土地選びから完成まで約4年。とうとう完成しましたね。大きな窓越しに見える大分市中心部を見下ろすこの眺め、いいですね〜。
奈々さん 最高です。海も見えるし、晴れた日には、日出あたりまで見渡せます。
健太さん 夜の眺めも最高なんですよ。
娘ちゃんたち そう、夜も最高ダヨ~!
テンション上がりますね。2階にリビングやキッチンという、ソラマドさんからの提案を最初に聞いたときはどうでしたか?
奈々さん 「いいじゃん!」って感じでした。暮らしのメイン空間を2階にしてよかったと思っています。ソラマド設計担当のダイスケさんが言っていた「二万ドルの夜景」を毎日眺めを楽しみながら暮らしていますよ(笑)。
健太さん 最初は一瞬、老後のことは考えましたが(笑)。
奈々さん 確かに買い物した荷物を運ぶときとか、それこそ年を取ってからのこととかは考えました。
スロープつけたりとか、将来のことも考えながら家づくりする人もいると思いますが、うちの場合は「今」を楽しみたいと思って家づくりしました。住んでいて「楽しい!」と思える家にしたいという思いが強かったです。
ちょっと不便だな、大変だなってことも慣れれば苦にならないこと、意外と多いですもんね。
奈々さん 買い物した荷物を2階に運ぶのも健康やダイエットのためにもなるし、苦じゃないですね。
ところでお家は、どのくらいの坪数ですか?
健太さん 土地自体の面積は55坪で、建物の床面積は30坪くらいです。土地に対しての建ぺい率が低くて。でも、そもそもあまり大きな家を希望していなかったんです。
奈々さん それよりもたくさん車を停められることのほうが大事でした。
それはまたなぜ?
奈々さん 家に人を呼びたいほうなので。大分は車社会だから、みんな遊びに来るときって車じゃないですか。だから、ちゃんと車が停められるスペースを確保したかったんです。
着工が始まってから完成まで、状況が気になったりしましたか?
奈々さん 棟上げが終わってから、週に1回のペースで「どんなかんじだろう~?」と家族で見に来てました。日中は仕事もあって無理だったので夜、ドライブがてら。
そうだったんですね。昼とはまた違って、夜の近所の雰囲気とかもつかめますよね。
ハンディと思われそうな条件も、
見事に「持ち味」として変換
変形的な三角の土地、高台、そして坂道。さらに近くにはお墓。人によってはちょっとチャレンジングだな土地と思う人もいると思いますが、実際に住んでみてどうですか?
奈々さん 私たちにとっては、結論から言うと、あっていたと思います。歩く生活が始まったらまた変化もあると思いますが、今のところ不便さはないですね。
そういえば、着工前のインタビューでご主人、飲み会に歩いていけるかもっていう話があがっていましたが、行かれました?
健太さん 前に何度か飲みに行って、家まで歩いて帰りました。20分ほど歩くくらいで、全然余裕でした。前は電車の時間も気にしなければいけなかったので、本当にラクだなって思いました。
時間に縛られず、徒歩で帰れるのはいいですよね。隣のお墓のこととかは気になります?
奈々さん・健太さん 全然気にならないです!(笑)
やはり(笑)。ちなみに今日初めて伺いましたが、私も全然気にならなかったです。
奈々さん 実際に住み始めたら視界に入ってきても、もう風景って感じです(笑)。
人によってはネガティブに受け止めそうなことも、お二人は本当に、スルンって前向きに変えちゃいますよね。
健太さん こっちがめっちゃポジティブですからね。
奈々さん いやこっちが、ネガティブだから・・・。入ったら沼の底までって感じ(笑)。
そのプラスマイナスのバランスが、家づくりでもいい効果になっているんでしょうね。
かねてから希望の「階段」と
「ソラマドキッチン」で新たな日常を楽しく、面白く
奥様念願の、螺旋(らせん)階段、家全体のいいアクセントにもなっていますね。
奈々さん 私がずっと螺旋階段がいいって言っていたので。何となく「吹き抜けのリビングに階段つけるなら、廊下もないし、螺旋階段で!」っていう固定概念があったんですよね。でも途中で、「2階にリビングするのに螺旋階段っているのかな?」ってちょっと悩んだ時期もあったんです。
健太さん 一度、普通の直線の階段で設計図を書いてもらったこともあったんです。でもなんか面白みがないよね、って。
奈々さん 普通の家になっちゃうね、って。今は、螺旋階段にしてよかったなって思っています。結果オーライです(笑)。
キッチンの話題は、インタビューの際、どこのお家でも持ちあがるのですが使い心地などどうですか?
奈々さん もう…めちゃくちゃ使いやすいし、お気に入りの場所になっています。
カウンターテーブルが広いし、キッチンの中も動きやすいし。私はいつもココ(キッチン側)に、椅子置いて座ってます、居心地がいいんですよね。
ご飯食べるときも、主人と娘たち2人はテーブル越しに並んで、私はキッチン側です。
旦那さんは料理されますか?
健太さん 全くしないです・・・。
じゃあもう奥さん専用ですね。
奈々さん 最初はシステムキッチンのほうがいいかな?と思っていたんですけど、やっぱりソラマドさんに惹かれた理由のひとつの「ソラマドキッチン」にしてよかったです。
旦那さん、お気に入りの場所はありますか?
健太さん やっぱりリビングかなぁ。ゴロゴロしてますかね。コールマンのリクライニングチェアがあるんですけど。ウッドデッキに出てくつろぐとき用に使ってるんですけど、最近はそれをリビングに置いて無防備になってます(笑)。
環境は変わっても、
家族が「集う」のは自然と変わらない
新しい環境になって何か変化はありますか?
奈々さん もちろん、お家が広くなって以前より快適な暮らしになりましたが、なぜかみんな大体同じところにいるんですよね。1人がリビングならみんなリビングに、1階に行けば1階みたいな。「集まる」っていうスタンスは変わらないかもです(笑)。
お子さんたちも楽しそうですね。
健太さん ずっと走り回ってますね。のびのびしてて、楽しそうです。
奈々さん ソラマドの上杉さんが家の引き渡しの時、まだ何もない家の中を子どもたちが元気に走り回っているのを見て、「こうやって元気に遊んでくれる、子どもたちのテンションがうれしいです」って言われていたのが印象的で覚えています。
子どものあるべき本来の姿になれる環境ってことですね。
奈々さん あと、集合住宅に住んでいるときより、怒らなくなったかも。前はリビングに子どものオモチャとか、ゴチャゴチャしてたけど今はそれがないから、イライラも少なくなったかも。
健太さん いや、あんまり変わらないです(笑)。「家ができたらもう、文句言わん!」って言ってたけど、普通に言ってます。
奈々さん 変わらないらしいです(笑)
まぁまぁ(笑)。でも子育ても家事も仕事も。忙しいですしね、母、あるあるですよね。
土地探しから家づくり、完成した現在も。
「ソラマド」は気兼ねなく頼れる存在
難航した土地探しや転勤と、いろんなことがあった家づくりだったと思いますが、振り返ると、どうですか?
奈々さん 私は本当に早く家が欲しかったので、時間はかかったけど満足しています。
改めて伺いますが、ソラマドさんで家を建てると決めた、一番の理由ってなんですか?
奈々さん 一番最初に家を建てようと思ったとき、実は結構、他社の住宅展示場とか見学にも行ったんですよ。展示場のモデルハウスって、どこもすごく豪華でステキじゃないですか?その時はテンション上がるんですけど後日、実際に完成見学会に行ったら、「え?」っていう感じの家が多かったんですよね。
健太さん モデルハウスと現実のギャップ、あったよなぁ。
奈々さん そういう家に住むんだったら別にマンションでもいいかなって思っちゃって。
健太さん 単に場所と家だけ買う、っていうスタンスなら、それこそ駅に近いマンションとかでいいな、って。でもソラマドの家を見たとき初めて、「住んだら楽しそうだな」って思ったんです。なんか、ワクワクする感じが良かったんですよ。それがソラマドさんとの家づくりを決めた一番の理由ですかね。
そういうインスピレーションって、実は本物だったり一番大切だったりしますよね。ソラマドさんとのやりとりはどうでしたか?
健太さん 造士さんとは、土地探しからずっとLINEでやり取りさせてもらいました。というか今も、インテリアの相談とかずっとしてます。「リビングにいい時計を探してるんですけど、どっかいいお店ないですか?」とか。
家のことを軸に、困ったら頼れる「心強い近所の人」的な存在ですね(笑)。
健太さん 家のことで分からないことや問題が起きても、造士さんに相談すれば解決するだろう、って安心感があります。もう4〜5年のお付き合いですし。頼りにさせてもらってます。
奈々さん 同じ目線で考えてくれて。一緒に家づくりさせてもらった、っていう楽しさがありました。多分それってソラマドさんだったから味わえたのかも。
今後、家でやってみたいことや取り入れたいこととかありますか?
奈々さん 私は観葉植物を置いていきたいですね。
健太さん 僕はもう少し時間的に余裕ができたら、運動がしたいので「懸垂(けんすい)バー」をつけたいですね(笑)。でもリビングの真ん中は無理よなぁ。
奈々さん やだ、リビングの真ん中とか(笑)。
健太さん 当初、1階にある部屋をトレーニングルームにしよう!って言っていたんですけどちょっとまだそれはできておらずでして。今はまだ物置部屋です(笑)。
奈々さん あと私は今、エアロバイクも欲しいんですよね。リビングで景色を楽しみながらエアロバイク、最高!
いろいろワクワクすること、イメージできてますね。それに、お子さんたちの成長とともに、まだまだエピソードが生まれそう。
奈々さん 子どもたちも多分、これから坂道を自分で歩いて学校とか行きだしたら、転んだり泣いたりするんでしょうけど、それもまた経験だしいいのかなって(笑)。
もう、そのポジティブこそ、楽しさを生みだす根源ですね。これからも浜畑家だから生まれるワクワク、楽しんでくださいね。
~編集後記~
家をつくるときにデザインや機能、立地、価格など、いろんな要素や条件をたくさん並べて、自分たちなりに取捨選択して優先度を決めるという方が多いと思います。
でも条件や優先順位ではなく、まずは「楽しい」と感じられるかどうかが、実はすごく大切なのではないでしょうか?
「どこに住むか」よりも「どう住むか」。
「将来のためにどうするか?」ではなく「今をどう楽しむか」。
今を楽しむチカラと志向があってこそ、未来の楽しみ方が見い出せる。
浜畑ファミリーにはそんなパワーを感じました。
これから繰り広げられるたくさんのワクワク・ドキドキ満載の日常は、時間とともに家族のかけがえのない思い出になるでしょう。
丘の上の浜畑邸を後にしながら、きっとこれからもポジティブシンキングで、いろんなエピソードを紡いでいくんだろうな、と感じたインタビューでした。
──この記事を書いた人
ライター/清祐 智絵
大分県大分市在住。媒体を問わずさまざまなジャンルの取材・執筆活動を行う。一児の母。インタビューを通じて、ソラマドの家のオリジナリティあふれる家づくりで生まれたエピソードや、それぞれの家族の暮らし方の取材をとおして「ソラマドに住む」人たちのストーリーを綴っている。