voiceソラマドに住む人たち

interview山手邸

山手邸_着工前インタビュー

新築

ミニマムな土地に想いをギュッと詰め込んで。
新たな暮らしの場をつくる

山手邸_着工前

山手 一朗さん(31歳)
   果織さん(29歳)

今回お話をうかがったのは、新婚さんの山手さんご夫妻。
ほっこり、優しい空気感に、初対面ながら終始、和やかなムードでお話を伺うことができました。

そんなおふたりが家を建てる場所として決めたのは、30坪代とミニマムながらも好立地な土地。

現在のライフスタイルと、思い描く未来にむけて
さて、どんな住まいを建てられるのか。

いろいろ聞いてみました。

「こんな家が好き」。直感を信じてソラマドへ

おふたりはご結婚されてまだ1年位とお聞きしましたが、家を建てようと思ったきっかけって何ですか?

 

果織さん (一朗さんのほうを見つつ)この方が…早くお家が欲しいと(笑)。

 

一朗さん 家を建てるなら、結婚してなるべく早い時期にと思っていました。もし建てないならずっと賃貸でもいいなとも思っていたんですけど。やっぱり家賃って、もったいないと自分は感じていたんです。

 

 

一朗さんの想いから家づくりは始まったわけですね。ソラマドを知ったきっかけは?

 

一朗さん ソラマドさんに決めたのは、嫁さんですね。

 

果織さん 「家を建てよう」という話になって住宅展示場に見学に行ったり、ネットで情報収集もしていました。そんなある日、インスタの広告でソラマドさんを見かけて。「ソラマドってどうなんだろう?」ってぼんやり思っていたところ、主人の学生時代の先輩が偶然にもソラマドで家を建てているって聞いて。

宗方台の家/ガレージハウス

 

一朗さん 僕の大学時代の先輩で、すごく仲良くさせてもらっている人なんです。実際、先輩の家にも何度も行ったこともありましたし、すごくオシャレな印象はもっていました。そんな経緯から、ふたりで「ソラマドさんに行ってみよう!」ってなったのが最初ですね。

 

ソラマドさんに行ってみよう!と話す一郎さん

 

 

偶然お知り合いがソラマドオーナーさんとは、これも何かの縁かもしれませんね。いろいろ展示場などまわっていたなかで、ソラマドさんに決めたのはなぜですか?

 

果織さん モデルルームとか完成見学会とか、他社さんも結構たくさんみました。でも、どこも突出したところがないというか。素敵なところもあったんですけど、なぜか私の心には刺さらなくて。モヤっとした感情を抱きながら、ソラマドのモデルハウスを訪れたんですけど、それまで見たところとは、違うものを感じたんですよね。「あ、好きだな」って、直感的に思ったんです。

 

モデルハウスに伺ったのは夜だったのですが、その雰囲気もすごく良くて。貸切で2時間くらいソラマドの造士さんと雑談したりしながら過ごさせてもらったのを覚えています。

 

一朗さん とても気に入って。ソラマドさんにお願いしよう、って決めました。

 

果織さん いろんな展示場を見に行っていたので、多分二人とも、いろいろ見すぎていたのもあって、どの家も何も頭に入らない感じだったんですよね。でもソラマドさんは違ったんです。

 

ソラマド大分の展示場は違ったと話す果織さん

 

 

見すぎてよくわからなくなるってありますよね。そんななか、ソラマドの家が、ピンときたんでしょうね。

 

一朗さん 僕は先輩の家に行ったことがあったので、その時からオシャレな家だなぁって思っていました。でも逆にオシャレすぎて僕にはちょっとハードルが高いんじゃないかな、、とも思ったんですけど。彼女とも話してやっぱりソラマドがいいね、って。

 

 

出会ってしまったわけですね(笑)。

 

 

36坪の小さな土地は、自分たちの暮らしにもっともフィットした場所

決めた土地はどのあたりになるんですか?

 

一朗さん 大分市の南大分エリアです。実は決めた土地は、今住んでいるところとほとんど場所も変わらないんですよ。

 

果織さん 車で1分くらいですね。

 

 

その土地はどうやって見つけたんですか?

 

一朗さん 造士さんが見つけました。

 

果織さん 見つけました、じゃなくて見つけてくれました、でしょ(笑)。

 

一朗さん そうですそうです(笑)。見つけてくれたんです。

 

土地を見つけてもらった。と笑う一朗さん

 

 

土地選びでは、どんな条件を考えていましたか?

 

一朗さん 僕たちは二人とも職場が大分市の中心地にあって。街までの距離が遠すぎない範囲は造士さんにお伝えして、その範囲内で探してほしいとお願いしていました。

 

 

おふたりはどんなお仕事をされているのですか?

 

一朗さん 二人とも看護師です。夜勤もある仕事なので、職場から遠すぎないというのは大前提の条件でした。

 

 

それはお忙しい仕事ですね。土地探しは難航はしませんでしたか?

 

果織さん そんなに難航したというわけではないんですが、最初は今決めた場所とは別の土地に決まりそうなところがあったんですけど・・・。

 

一朗さん ほぼその土地で決まりそう、という段階で、売り主さんが売るのを辞めたいということで。

聞けば、その土地が思い入れのある土地だったらしくて。僕らとしてはちょっと残念でしたが、そういう事情なら、仕方がないなって思って。

 

 

ご主人、優しい。寛大ですね。

 

一朗さん その土地をあきらめた後、再度、造士さんが土地を探してくれたんですが、それが偶然にも今住んでいる場所から、すぐの場所だったんです。

 

 

南大分エリアは、大分市内でも人気の場所ですよね。利便性もよさそうですし。

 

一朗さん 今住んでいる地域なので土地勘もあるし市内中心部にも近いし、とてもいい環境です。

 

 

何を一番、優先したいのか。ブレずに考えた

果織さん 土地選びで少し悩んだのが広さです。私たちは当初、50~60坪くらいの広さをイメージしていたんですけど。今回決めた土地は36坪なんです。30坪代は正直、想定外でした。でも、「広さ」か「立地」か、どちらを優先するかとなったとき、ふたりで話し合って、立地を優先順位にして決めました。

 

一朗さん 悩みましたが、ふたりとも忙しいのでやっぱり立地は重要だなぁと。あと家を建てた友達が「庭があると、草取りが大変」というのも聞いていたので。庭は、なくていいなぁと思ったのも、土地を決めた理由のひとつです。

 

家が建つところの目の前には、広い公園があったり、プールや体育館もあるので。住みやすさや立地は申し分ないんです(笑)。

 

立地は申し分ないんです。と笑う一朗さん

 

 

小さな土地だけど周囲の環境も踏まえてポジティブに答えを見つけられたんですね。

 

 

ソラマドならではの提案で、理想をカタチに

新居はどんな造りに決まりましたか?

 

一朗さん 2階建てで、1階にガレージと寝室、トイレや洗面、お風呂などの水まわりを設けました。2階はリビングと将来、子どもができたときのための子ども部屋、という感じです。

 

果織さん 庭はあきらめましたが、2階のリビングの横にウッドデッキを作ってもらうことにしました。

 

 

2階に生活の中心となるリビングをつくることに抵抗はなかったですか?

 

一朗さん リビングが2階、というのは最初は想像していませんでした。でも限られた土地に決めたなかで、ソラマドさんが「2階リビング」提案してくれて。二人で話して「2階が暮らしの中心なのも悪くないよね!」と納得しました。

 

 

定番のソラマドキッチンに自分にとっての、使い心地のよさをプラス

ソラマドさんとの打合せを今日もされていらっしゃいましたが、家づくりも進んできて、いよいよ完成もあと少しですね。結構打合せは重ねてこられました?

 

山下邸 打ち合わせの様子

 

インタビュー前の打ち合わせの様子

 

 

一朗さん そうですね結構やりましたね。半年くらい、ソラマドさんには毎月来てたような。

 

果織さん 今日でソラマドさんでの打合せは最後みたいです。今後は、現地(新居)での打合せになるらしいです。

 

 

果織さんが、打合せにとても熱心な様子がうかがえましたが(笑)。

 

果織さん 図面をみているといろいろ気になってしまって。ソラマドさんの打合せまでに聞きたいことは自分の中で、想定はいつもしてました。

 

一朗さん 僕はあんまりこだわりとかないので、彼女にまかせてます(笑)。

 

果織さん 家を建てたいって最初に言い出したのは主人ですけど、家づくりがはじまったら私のほうがこだわりが圧倒的に強いです(笑)。

 

 

果織さんの一番のこだわりのポイントはどんな点ですか?

 

果織さん 私はやっぱり「コの字型」のソラマドキッチンです。

 

一朗さん 彼女は、ソラマドさんのコの字型のキッチンがいいって最初から言ってたし、キッチンはソラマドさんに決めた理由のひとつですし。

 

 

じゃあキッチンはソラマドキッチンを採用したんですね。

 

果織さん と言いつつ…。実は部分に、システムキッチンも取り入れたんです。どうしても、水まわりが木というのに不安があって。シンクまわりだけはシステムキッチンにしました。

 

一朗さん 僕は水まわりも木がよかったんですけどね(笑)。

 

果織さん キッチンに関しては、使う頻度の高い私の意見を取り入れて、主人には折れてもらいました。あ、でも主人が、ほとんどこだわりがないって言いましたが、意外とないわけでもないんですよ(笑)。

 

 

 

お、それはどんな点ですか?

 

果織さん 壁は漆喰にしたい、と。それと、木の温かみを感じるモデルルームのテイストがすごく気に入っていたので、無垢のフローリングと天井の梁は取り入れたいとは、ずっと言ってましたね。

 

一朗さん あとは外壁かな?

 

果織さん 「外壁を何色にする?」という話の時に、お互いの共通候補の中に「緑」があって。なので、カーキにしました。

 

 

白やグレー、黒を選ぶ方が多いですが、そこはお互い意見が合致したんですね。

 

果織さん そうですね。外壁はサンプルは見せてもらいましたが、実際どんな感じに仕上がるのか、とても楽しみです。

 

 

少々予算はオーバー。でも、予算以上の価値にこだわりたい

予算面は想定内という感じですか?

 

果織さん いえ、最初の想定からすると、、、オーバーしてしまいました。

 

一朗さん めっちゃオーバーしています(笑)。ただ、家づくりの作業のなかでファイナンシャルプランナーさんとお話ししたんですが、その時に言われた「最大でこのくらいに収めたほうがいいよ」っていう予算には、なんとか収まっている感じではあります。

 

果織さん 土地の単価も高めだったのと、地盤改良などの費用もかかったのもありますね。

 

一朗さん 僕がこだわっていた「フローリングや天井の梁とかを見直せばだいぶ予算も下がるよ」と、ソラマドさんから提案もいただいたんですが、自分たちがこだわりたい部分を取り入れないのならソラマドで家を建てる意味がないなって思って。

 

 

一朗さんはちょっとお金はかかっても、妥協はしたくない派ですかね?

 

一朗さん そうですね。どちらかというと。嫁のほうがコスト面はかなり気にしています。

 

果織さん 私はなるべく削れるところは削って。無駄がないようにしたい派ですが、やっぱり最終的にはこだわりは妥協したくない、という部分は同じかもしれません。

 

一朗さん 全く不安がないわけではないですが、今は楽しみのほうが勝ってますね。

 

 

じっくり時間をかけ、丁寧に。楽しみながらすすめた家づくり

土地探しから実際にプラン提案、そしてお金の面など、たくさんの打合せをされてきたと思うんですが、ソラマドさんとのやりとり、どうですか?

 

果織さん 皆さん本当に気さくですよね。あと私が打合せのたびに、たくさん質問してしまって、結構、話もいろいろ寄り道してしまったと思うんです。

 

でもそんな質問や不安ごとにも、丁寧に耳を傾けてくれたのはありがたかった。「それいいじゃん!」って言ってくれる時もあれば、逆に、こんなリスクはあるよ、とか。

単に「いいですね」って感じではなく、きちんとメリットやデメリットも説明してくれました。

 

あと私たちの家は延べ床面積が30坪くらいしかないんですけど、本当にいろいろ知恵を絞ってくれて。狭いながらもウォークインクローゼットやキッチンのパントリーとか、収納がほしいっていうワガママも叶えてくれたのは、さすがだなぁと思いました。

 

 

一度の打合せにかかる時間、けっこう長かったですか?

 

果織さん いろいろ聞きたいことが都度あったので、結構かかったと思います。

 

一朗さん 多分一度来たら、2~3時間は話し合ってたと思いますよ。

 

果織さん 主人は、「そんなに心配せずにおまかせすればいいやん!」っていうんですけど、、、。気になるところはやっぱり聞いておきたくて。

 

一朗さん 僕は心配しなくてもプロにまかせるのがいい、って思うタイプなんですけど。彼女は、気になることはちゃんと伝えて解決したいんですよね。なので基本、見守ってました(笑)。

 

 

いいバランスですね。おふたりとも似たタイプだと、疲れちゃいそうですけど、すごく補いあっている感じがします。

 

 

果織さん でも、ホントに私たちに良く付き合ってくださいました。ふたりで解決しないことをそのまま、造士さんたちにぶつける(笑)。みたいな感じでしたから。

 

笑顔の果織さん

 

 

それぞれの時も、一緒の時も楽しめる家にしたい

おふたりは普段は、家で過ごすことが多いですか?

 

果織さん 私は結構、家でのんびりすることが多いです。

 

一朗さん 僕は外に出ることが多いですね。

 

 

アクティブな感じがします(笑)。

 

果織さん 家を建てたいって言い始めた本人が、よく遊びに出かけるっていう・・・(笑)。

 

一朗さん 家が完成したらウッドデッキで七輪とかおいて、プチバーベキュー的なことをしたいですね。あと、ゴルフが趣味なんですけど、そこで素振りの練習とかできたらいいなぁと。

 

 

ハードなお仕事だと思うので、それぞれの時の過ごし方も、ふたりの時の楽しみ方も、より心地よくなりそうですね。

 

果織さん はい、楽しみです。でも、素振りでウッドデッキ、壊さないでね(笑)。

 

 

 

 

<編集後記>
結婚したら。子どもが生まれたら。子どもが学校に入学するまでには。
家づくりは、人生の節目と連動していることがほとんどです。
「家を建てよう」と重要な決断ができるときって、実は自分では気づいていないけど、何か大きなパワーを秘めているのかもしません。

まさに今回お話を伺った山手さんご夫妻にも、ポジティブなオーラを感じずにはいられませんでした。

ちょっとスピリチュアルになってしまいましたが、山手さんのご夫妻もまさに、結婚という人生のターニングポイントで家づくりを決意。

細かいことは果織さんが、丁寧に一つひとつ取り組んで。
そこに口出しはほとんどしないけど、決してないがしろにすることなく、果織さんからの「どう思う?」「どうしたらいい?」という問いかけにも、しっかり向き合う一朗さん。

タイプの違うふたりが、決してマイナスな意見ではなく、あくまでポジティブに話し合う姿が印象的でした。

このバランスこそが家づくりの成功のポイントなのではないでしょうか?
完成後のインタビューも楽しみにしています。

 

 

 

──この記事を書いた人
ライター/清祐 智絵
大分県大分市在住。媒体を問わずさまざまなジャンルの取材・執筆活動を行う。一児の母。インタビューを通じて、ソラマドの家のオリジナリティあふれる家づくりで生まれたエピソードや、それぞれの家族の暮らし方の取材をとおして「ソラマドに住む」人たちのストーリーを綴っている。

山手邸 バックナンバー

 山手邸_着工前インタビュー