voiceソラマドに住む人たち
interview河野邸
河野邸_着工前インタビュー
新築思いやる気持ちと、価値観を大切に。
おだやかな幸せを紡ぐ家づくり
河野 真太朗さん(30)
美緒さん(30)
ほんわか、柔らかな雰囲気たっぷりな河野さんご夫妻。
優しさオーラにあふれている真太朗さん、ニコニコ笑顔が、おひさまみたいな印象の美緒さんに、取材が始まる前からすでに癒されてしまいました。
結婚して1年ちょっとの新婚さんのおふたりは、結婚前からマイホームへの夢を描いていたのだとか。
笑顔の絶えないインタビューの様子をご紹介します。
いろいろな家づくりを見てきた中で、最も引き寄せられた「ソラマド」の世界観
初対面で失礼ながら、おふたりの優しい雰囲気、素敵ですね。癒されます(笑)。
真太朗さん よく言われます(笑)。
ご結婚後、比較的早い時期での家づくりだと思うのですが、いつ頃からお家を建てようと思われてたんですか?
真太朗さん 僕はお付き合いしている時から「結婚したら家を建てたい」という憧れはあったんです。でも彼女のほうがどう思っているかも知りたくて。「俺は建てたいけど、どう思う?」って聞いたら、彼女も同じような感覚でした。
ちょっと安心しました?(笑)。
真太朗さん そうですね。それからは、よりいっそう家を建てたいなぁって思うようになりました。今は賃貸住宅に住んでいますが、これから先「住む」ことに対してお金をかけるなら、自分達のものになるものにかけたいと思っていました。
ソラマドを知ったきっかけは?
真太朗さん 僕の高校時代の友人が、ソラマドで家を建てたんです。
そうなんですね。どなたでしょう?
真太朗さん 坂本さんです。
坂本さんの家には行ったことはないんですけど、インスタで見かけて。それでDMでソラマドの家のことをいろいろ聞きました。
ソラマドさん以外にもハウスメーカーさんなど見に行かれましたか?
美緒さん 結構みましたね。メジャーなところは大体行きました。
真太朗さん お互いの都合が合わなくて、僕1人で行ったところもあります。とりあえずたくさん見てみて、どんな違いがあるかも知っておこうと。
いろんなところを見られた中で、ソラマドさんに決めた理由はなんですか?
真太朗さん たくさん見たなかで、ソラマドの家が一番、デザインや暮らし方の独特な世界観をもっているなぁと感じて、そこにひかれました。あとは直感的に「いいな!」って。
大切なパートナーと、より良い暮らし方のためにじっくり選んだ土地
新居が建つ場所は大分市東部エリアということですが土地探しでは、どんな条件を考えていましたか?
真太朗さん ある程度、大分市中心地へのアクセスがいい場所という点と、ハザートマップにかからないところというのがありました。あと、優先順位として高かったのは、妻の職場からあまり遠すぎない場所という点です。造士さんや知り合いの不動産関係の人にもいろいろと探していただいて、最終的には、古くからある郊外の静かな住宅地を選びました。
おふたりは、どんなお仕事をされているんですか?
美緒さん 私は看護師で、主人は作業療法士をしています。
真太朗さん 妻は夜勤もあるので、夜勤明けで疲れて帰宅するときに、通勤時間が長いのはやっぱりきついので。今回決めた土地から職場までは車で20分くらいなので、あまり負担にならない距離かなと思います。
優しいですねぇ。愛を感じます。
「いいな」と思うものを、自分達の価値観と重ねて探した、理想のテイスト
新居の敷地や間取りなどについて教えてください。
真太朗さん 敷地は60坪くらいです。片流れの2階建ての造りで、1階にリビングやキッチン、寝室やバスなど生活スペースを集約しました。2階には2部屋をもうけました。
家のテイストなどはどちらの意向が強いとか、ありましたか?
美緒さん 全体的にほぼほぼ、主人のこだわりが詰まっていますね(笑)。
やはり(笑)。どんな感じのお家になりそうですか?
真太朗さん ナチュラルというよりは、ちょっと無骨で無機質な感じですね。
では、ちょっとこのモデルハウスの雰囲気ともまた少し違う、ちょっとインダストリアルな感じでしょうか?
真太朗さん そうですね。木とアイアンを使った感じの造りがいいなぁって。木の温もりを感じつつ黒で引き締める、みたいなテイストにしました。
思い描くイメージをちゃんと追求してますねぇ。美緒さんは、そのあたりはどうですか?
美緒さん「いいんじゃない?」って感じでした。基本、主人におまかせでした(笑)。
好みのテイストやイメージは、どんなものを参考にされましたか?
真太朗さん インスタが多かったですね。いろんなハウスメーカーのインスタを見て、いいものを取り入れていきました。もちろんソラマドさんのインスタも、チェックしてました。あとYouTubeもたくさん見ました。他県のソラマドオーナーさんの動画とか。
美緒さん YouTube、ご飯食べながらメチャメチャ見たよね。
いろんな情報を取り入れて、「いいな」って思うものを探す時間も、家づくりの楽しいプロセスですよね。
料理をしながら家族とつながれる、ソラマドキッチンへの憧れ
真太朗さん 僕らがソラマドさんで家を建てたいと思った決め手のひとつが、「ソラマドキッチン」なんです。
美緒さん モデルハウスに最初に伺った時に「ソラマドキッチン」に、ひと目惚れしました。
美緒さん、料理するのはお好きですか?
美緒さん そうですね。
真太朗さん 仕事から帰ったら、ご飯作って待ってくれています。
きゃー!新婚さんらしいコメント、いただきます(笑)。どんな料理を作るのが得意なんですか?
美緒さん なんだろう?いろいろ作ります。レシピを検索して作るのが好きです。
真太朗さん なんか今は、食べたことのない料理がたくさん出てきます(笑)。
美緒さん どうなんだろう?でも趣味っていうほどの域では…。
真太朗さん いや、趣味だと思いますよ。以前、誕生日プレゼントに「何がほしい?」って聞いたら「調理器具がいい」って。包丁とかまな板とか、鍋とか。
それはもう趣味ですね。いいですねぇ、毎日美味しいご飯が食べられるなんて。
真太朗さん はい!感謝してます。
美緒さん ソラマドキッチンに憧れるのには理由がもう一つあって。私の実家の話なんですが、いつも母がキッチンに立って料理をし、他の家族はリビングで過ごす、というような間取りで。家族のコミュニケーションが自然と取りやすい空間ではなかったんですよね。だから、ソラマドキッチンはまさに理想のカタチ。なので家事をしながら、家族と向き合えるL字型のカウンターには、すごく惹かれました。
意外と料理や家事をしている時って孤独ですもんね。ソラマドキッチンは、家族がつながれる感じになるのが魅力ですし。
真太朗さん すっきりコンパクトに収まっている感じが僕も好きです。
最近、ソラマドオーナーさんの中には使い勝手などを考え、システムキッチンを採用している人もいますが、そのあたりはどうされましたか?
真太朗さん そういうお話もありましたが、僕たちの場合は、システムキッチンにはせずベーシックなソラマドキッチンにしました。リビングとの一体感を大切にしたかったので。
料理好きな美緒さん、ソラマドキッチンで料理できる日が楽しみですね。
あえて1つの部屋に、それぞれのやりたいことを楽しめる「フリー」な空間
他にこだわったところはありますか?
真太朗さん 2階の1室を、それぞれが好きなことができるような空間にしました。
それは1部屋ずつではなく?
真太朗さん はい、1部屋を本棚で仕切るような感じです。僕は仕事などで、パソコンを使う機会が多いので、作業ができるスペースを、彼女はマンガを読むのが好きなので、マンガを置ける書棚のあるスペースを作りました。お互いが好きなことを自由にできる、ちょっと「こもれる」感じのスペースがほしくて。
美緒さん、マンガ好きとは!どんなマンガが好きなんですか?
美緒さん 少年マンガ系が好きです。
なんかちょっと意外ですね。冊数もかなりあるんですか?
美緒さん あまりに多くて、ほとんど実家に置いていて。500冊くらいはあるかも。
すごい。しかし1つの部屋でお互いの存在も感じつつ、時に自分だけの時間をリラックスしたり、集中したり。それぞれ好きなように過ごせるスペースがあるのは、すごく良いですね。
美緒さん そうなんです。早くマンガに囲まれて読みふけりたいなぁ。
真太朗さん あと1階の寝室にも、少しこだわりポイントがあるんです。
どんな点にこだわったんですか?
真太朗さん ロフトっぽくというか、勾配(こうばい)天井を利用して、上部に収納スペースを作ってもらいました。さっきの2階の部屋の間仕切りのことや、この寝室のことも僕からソラマドさんに提案させてもらったんですけど、うまく採用してくれてうれしいです。
真太朗さんのセンスとこだわりが至るところに、ちりばめられてるわけですね。
つい、長居してしまうほど毎回楽しい、家づくりのミーティング
ソラマドさんとの打ち合わせ、振り返ってみてどうでしたか?
真太朗さん 毎回打ち合わせが本当に楽しみで。家のパースができた時も、感激しました。
美緒さん 初めてこのモデルルームに伺った時、いきなりウッドデッキに通されて。「ちょっとここにベンチ置くので、ここでゆっくりしてください」って感じで。いい意味で「ゆるいな〜」っていうのが最初の印象です。
それまでに訪れていた、他のハウスメーカーさんは、ネクタイにスーツでバッチリキメた営業マンが案内してくれるみたいな感じで、「こっちも気合い入れなきゃ」って雰囲気のところが多かったんですが、ソラマドさんにはちょっと拍子抜けしたというか、安心したというか。
真太朗さん 「あーこんな感じなんや」って緊張がほどけました(笑)。後にも先にも、ソラマドさんとの出会いは、かなり新鮮でインパクトがありました。
そう言われる方、多いです。不思議と自然体に慣れる感じだったんですね。
真太朗さん すごく。間取りを決める時に、僕がリビングに和室というか、小上がりみたいなのが欲しいっていう話をしたんです。寝転がって過ごしたいからということで。
そしたら、井内さんが「奥さんが料理している時に、旦那さんが寝転がっていると、もめますよ」って(笑)。
「ゴロゴロするなら奥さんの視界から消えてしたほうがいい」と。「確かに!」と納得して和室の案はなくなりました。でも、今思えば部屋の雰囲気とか考えると、作らなくてよかったなって思います。
忙しい時に家族のゴロゴロしている姿を見ると、イラってなっちゃいますもんね。プロのアドバイス、大正解かも。
美緒さん あと、私が森山さん大好きで。
森山さんも先ほど、おふたりがお見えになったとき、テンション上がってましたよ。
美緒さん 打ち合わせのとき、いつも親身になって相談にのってくれました。実際にソラマドの家を建てられて、暮らしている方でもあるので、リアルなヒントやアドバイスをいただいています。森山さんの明るくてサバサバした雰囲気がすごく話しやすくて。主婦目線の悩みとかも聞いてもらえるので、頼りにしています。
好きなモノと空間に包まれて。のんびりゆるやかに過ごしたい
新居の完成が4〜5月ごろと、もうすぐですが新たな住まい、どんな過ごし方をしたいと思い描いていますか?
真太朗さん 僕は好きなものに囲まれて暮らせたら。
お、それはどんなものですか?
真太朗さん 最近、植物にハマっていて。家の中で植物用のLEDやサーキュレーターとか買って、大切に育てたいですね。
真太朗さんの雰囲気にすごく合っている趣味ですね。
真太朗さん 今、「塊根(かいこん)植物」っていう新しいジャンルにもハマっていまして。
少しずつ増やしていきたいとか?
真太朗さん そうですね(と、チラっと美緒さんの顔色を見る)。
美緒さん え、私?気にしてないよ!
真太朗さん 気にするかもと思って、植物買うときは必ず一緒に行ってもらってたんだけど。
美緒さん あ、そういうことだったの?どうぞどうぞ、楽しんで(笑)。
美緒さんはどうですか?新しい家でどんなふうに過ごしたいですか?
美緒さん 私はもともとあまり外に出歩くより、家でのんびり過ごすのが好きなタイプなので、家が完成したら、本当にキッチンから動かなくなるかも。
真太朗さん なかなかお互い休日が合わないので、同じ日に休みがとれたら、わりとゆっくりしていることが多いです。そういう時間もまた、楽しいです。
美緒さん 早くソラマドキッチンでゆっくり家事してみたいです。
キッチンで料理する美緒さんと、うれしそうに植物のお世話をしている真太朗さんの姿、目に浮かびます。新居が完成して、またお邪魔できる機会があれば、ぜひ植物も見せてくださいね。
<編集後記>
何かの記事で「植物が好きで育てられる人は優しい」と読んだことがあります。なぜなら、
水や栄養を与えて環境を整えて…。植物を育てるという、見返りを求めない「ギブ」「ギブ」な行動ができる人は、真の優しさをもつ人なのだと。
まさに真太朗さんのことだ!と思ったのでした。
そんな真太朗さんに、決して甘えるだけでなく、ちゃんと感謝して自分も時にギブする美緒さん。
互いへの思いを大切にする素敵なご夫婦が叶える家は、きっと心地よく、おだやかで優しさにあふれたものになるでしょう。
ふたりで歩む人生のストーリーの新たなる場所は、どんな世界に仕上がるのか。
新居の完成を話を伺いながらイメージしていたら、私までニヤニヤしてしまいました!
──この記事を書いた人
ライター/清祐 智絵
大分県大分市在住。媒体を問わずさまざまなジャンルの取材・執筆活動を行う。一児の母。インタビューを通じて、ソラマドの家のオリジナリティあふれる家づくりで生まれたエピソードや、それぞれの家族の暮らし方の取材をとおして「ソラマドに住む」人たちのストーリーを綴っている。