みなさんこんにちは。
造士です。
少しずつ春めいてきましたね。
花粉症の方はつらい季節にもなりました。
でも、春ってやっぱりなんかイイですよね。
さて、今日の話題は「平屋のリノベーション」の続きをちょっと書きたいと思います。
最近、本当にリノベーションのご相談が多くて少し驚いています。
「暮らし」に関わる「住宅」についての価値観が多様化しているのかなぁ、、なんて考えたりしてます。
新築もモチロン良いのですが、今あるモノの存在感を大切にしながら新しい価値観を加えていくのって、なんかオシャレですよね。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介の現場的には既存の壁や天井、床などの解体が進んでいる状況です。
築30数年の建物ですので、いろいろと今の住宅とは違ってる部分がよく分かります。
例えば基礎。
床を剥ぐと、いきなり土が見えます。
でもコレ昔はフツーだったんです。
現代の住宅では「ベタ基礎」が主流ですが、当時はこのような施工方法が主流だったようです。
もちろん基礎に断熱などはありません。
なので昔の住宅は足元が冷たかったりします。
今回はこの床下にも最新式の断熱施工をやります。
断熱の話しで続くと壁もです。
ここの住宅は一度増築をしている建物なんです。
なので、後で増築した部分の壁(写真の柱より右側)には当時の基準での断熱材がなんとか入ってました。
でも、当初新築した部分(写真の柱より左側)には断熱材は全く入っていませんでした。
うーん、、、昔の住宅はなかなかスパルタな感じですね。。。
今回のフルリノベでは天井や壁にも断熱材を施工するので、かなり冷暖房の効率が良くなると思います!
ソラマドとしてのデザインや暮らし方の提案なども大事なんですが、基本的な住宅としての「基礎体力」的な部分もシッカリ補強していく僕たちのリノベーション。
完成イベント、乞うご期待!