みなさんこんにちは。
今回は、植栽の話完結編として、植栽たちの紹介をさせていただきます。
植え替え前から変わらず、私の大のお気に入り!
アオダモの木です。
アオダモは、モクセイ科トネリコ属の落葉高木です。
日本の山地に自生してきた雑木のため、日本の気候を好み、暑さや寒さに強いそうです。虫も付きにくいそうで、手入れもしやすいですね。
アオダモは落葉樹なので、四季を通してさまざまな表情を見せてくれます。
春には小さな白い花が咲き、夏には青々とした葉が茂ります。秋になると実を付け、冬は落葉して白樺のような雰囲気の枝がむき出しになります。
私は枝フェチなので(笑)この枝の樹形がたまらなく大好きなんです。
こんな感じ。
はぁ。たまらなく素敵です。。これは2月の初めに撮ったので少し芽が出てきていますね。可愛い。
この木をメインに、今回は、日本の野山をイメージして植え替えてもらいました。
アオダモが高木でかなり大きくなるので、他の植栽は低木にしていただきました。
まずは、ナツハゼ。
ナツハゼも日本の山地に自生している、落葉低木です。
秋には実ができ、ブルーベリーのようにジャムなどに加工しても良いそうです。紅葉も楽しめるので秋が楽しみだなぁ。
打ち合わせの時に枝フェチをアピールしたからか、かなり私好みの樹形のナツハゼを選んできてくれました。笑。ありがとうございます!
続いてもう一つの低木。
アナベルです。
アナベルは梅雨時期に咲くアジサイの仲間で、北アメリカ東部原産の花木です。
花の咲き始めはライムグリーンのような色で、こんもり満開の頃には真っ白になります。
この写真は植え替えの時なので、水分不足で元気がないですね。。水やりを頑張って、無事根付きますように。。
また後日、花が咲き始めたら紹介させてくださいね。
その他の小さな植栽は担当の仲摩さんにお任せしました。
ピンクのお花が可愛いアスチルベ。
常緑性の多年草、ヤブラン。これも夏の終わり頃花を咲かせるそうです。
こちらもピンクの花が可愛いシモツケ。
常緑低木のゴモジュ。葉を揉むとゴマの匂いがするんです。
そして元々植えていた、ウエストリンギア。小さな株が1年でここまで大きくなりました。
私はあえて落葉樹を選択しました。
この小さな植栽スペースですが、子供たちと一緒に四季を感じたかったからです。
春に咲いた花を見て、『あぁー綺麗だなぁ。可愛いなぁ。』と。
夏の新緑を見て、その自然の美しい色、柔らかい手触りを感じ、
秋の紅葉した葉の美しさや、なった実を触ったり潰したり食したり、
落葉した冬の枝を見て、『面白い形だなぁ』と、その造形美がわかるような感性を養って欲しい。
学校や塾じゃ教えてくれない、もっと大切なものを、この植栽を通して一緒に感じたいなぁと思っています。
これから育てていくのが楽しみです。