blogスタッフブログ

2024.12.21 < Blog > 今日からあなたも床材博士。ギョギョギョ?

皆さんこんにちは。

ソラマド大分の造士です。

 

いよいよ今年も残り10日ほどになってしまいました。

そんな2024年のラスト近くなので、今年最後の教養として皆さんに床材博士になって頂きたいと思います。

 

「床材?そんなの興味ないしぃ〜」という方もいらっしゃるかもです。

 

BUTしかし、皆さんは知らず知らずのうちに、生まれた時から棺桶に収まるまで「床材」から非常にお世話になって生きています。

 

 

その理由は、地球で生きてるからです。

もう少し突っ込むと、重力があるからこそ常に体の一部は床に接しているはずです。

壁や天井は、わざわざ触ろうとしないと触れませんよね?

床はそういう訳にはいきません。

 

「ワシは今まで床に世話になんかなったことない!」

 

なんて頑固ジジイみたいな人が居たら「え〜っと、、ペンダントライトですか?」って聞いてみてください。

 

 

さて、その床材も多種多様にございます。

今日はその床材たちの一部を、このソラマド大分モデルハウスにある過去実際に使ったサンプル材を使って、皆さんにとって馴染みのある「魚」に例えて解説したいと思います。

床材と同様に、皆さんもお魚にはヒジョーにお世話になっているかと思います。ギョギョギョ🐟

 

 

まず最初にご紹介するのは「マホガニー」

世界三大銘木(チーク・マホガニー・ウォールナット)の一つでもあります。

マホガニーは非常に貴重な高級木材で、南洋材と呼ばれる主に熱帯地域で採れる木材です。

特徴としては、深みのある赤茶色で濡れたような光沢があります。

高級家具や高級楽器、高級車のハンドルなどにも使われています。

マホガニーを魚に例えるなら、、、大間の鮪(マグロ)ですね。

 

 

 

次に紹介するのは「チーク」

これまた世界三大銘木の一つですね。

チーク材も非常に高級な南洋材です。

特徴としては、とても重厚感のある表情と色味で、船の甲板に使われるなど、過酷な環境でも精度が狂わない安定性と耐久性がある非常に硬い木材です。

チークを魚に例えるなら、、、九絵(クエ)ですね。

 

 

 

さてお次は「(ブラック)ウォールナット」

これも世界三大銘木の一つですね。

ウォールナットはクルミ科の樹木で、アメリカ東部から中部の非常に寒い地域で採れる広葉樹です。

墨が滲んだような深みのある色味と硬いけど粘りのある性質で、高級家具や高級車のウッドパネルなどに使われています。

ウォールナットを魚に例えるなら、、、喉黒(ノドグロ)ですね。

 

 

 

次は「オーク」

いわゆる「どんぐりの木」です。

日本人にも馴染み深い樹種でして、虎斑(トラフ)という力強い木目が特徴です。

重厚感と力強さのある木材で、様々な家具などにも使われています。

質量もシッカリしているので、同じ大きさの他のサンプルと持ち比べるとズッシリしています。

大分のソラマドオーナーさんにも人気な床材です。

オークを魚に例えるなら、、、虎河豚(トラフグ)ですね。

 

 

 

次は「複合フローリング」

今までご紹介してきたのはいわゆる「無垢材」と呼ばれるモノたちでしたが、コレは「無垢」モノではありません。

上の断面写真を見ていただくと分かると思いますが、積層になっていますよね?

複合フローリングの特徴としては、建材として人工的に作られた使い勝手の良い工業製品です。

複合フローリングは、製品としての種類・クオリティーとお値段の幅も大きく、ココでご紹介するのは複合フローリングの中でもそれなりに「イイヤツ」です。

 

上に掲載している写真の複合フローリングは、表面2ミリぐらいは本物のオーク材を薄くスライスしたモノが貼られていて、その下は合板になっています。

複合の特徴としては、加工のし易さや建材としての強度や安定性に優れ、床暖房などの人工的な加熱などにも変化が少ない(反りにくい)性質の建材です。

上記写真の複合フローリングを魚に例えるなら、、、養殖のかぼす鰤(ブリ)ですね。

大分県民なら分かって頂けると思いますが、モノによっては天然物よりも美味しく価格もお高いですよね。

 

 

 

次は「杉」

日本人にとって古くから馴染み深いスギは、その温もりや心地良い香りが特徴です。空気層が厚く、保温性・断熱性に優れているスギは人の体温を奪いません。

この空気層はクッションの役割も果たすため、身体にかかる負担を軽減してくれます。

裸足で暮らす日本人には、とても肌に馴染みやすい床材かもしれませんね。

しかしながら優しい柔らかさだからこそ、傷や凹み・色味の経年変化などもシッカリ現れるのも特徴です。

あと国内で比較的安定して大量に採れるからこそ、お値段も手頃です。

杉を魚に例えるなら、、、鯵(アジ)ですね。

 

 

 

次は「パイン」

いわゆる松です。

松も日本人にとても馴染み深い木材ですね。

柔らかな木目と材質を持ち加工しやすく、建材だけではなく家具などにもよく利用されます。

お値段も手頃でとても使いやすい建材です。

パインを魚に例えるなら、、、鯖(サバ)ですね。

 

 

 

ラストは「フローリング材」

これもいわゆる複合の建材の種類にはなりますが、ココでご紹介しているフローリング材は非常にお手頃なヤツです。

上記写真の表面は木目調にプリントされた「シール」が貼られています。

つまり、肌が触れている部分はビニールのシールです。

この種類の複合材は、ローコスト系の建売住宅やアパート・分譲マンションなどにも幅広く使われています。

大量生産で品質も安定しており、お値段も安価で非常に人工的な木材です。

ちなみに、ソラマド大分ではこのクオリティーの床材はホボ全く使いません。

このフローリング材を魚に例えるなら、、、、魚肉ソーセージですね。

 

 

 

ココでひとつ補足しときますが、僕は魚肉ソーセージは、めちゃくちゃ大好きです。

子供の頃は、まず先端を縛っている金属のヤツを歯で噛みちぎって、それから魚肉ソーセージを入れた野菜炒めを作ったり、いろいろめんどくさい時は魚肉ソーセージを斜め切りにしてマヨネーズとお醤油をつけて白ごはんをガガっと食っておりました。

大人になっても魚肉ソーセージ大好きです。

魚肉ソーセージを考えた人って凄いな、といつも赤いビニールをムキムキしながら考えております。

ちなみに、魚肉ソーセージは1935年(89年前)に日本人が発明したらしいです。

 

魚肉ソーセージさん、いろいろありがとう。

I LOVE マルハニチロ

 

 

さて、随分と個人的な感覚で床材をお魚さんに例えて解説しましたが、皆さん如何だったでしょうか?

ちなみに、タモリさんが以前言ってましたが『なんだかんだで寿司で一番旨いのは、アジ寿司』だそうです。

私も非常に同意見です。

 

そして築17年目の大分モデルハウスの床材は、、、国産の無垢杉です。(下の写真は大分モデルハウスの床です)

 

酸いも甘いも経験した、味わい深いアジが出ています。

若干、出杉な気が、、、。

 

そんな17年目の杉床をあなたも味わってみませんか?

「百聞は一見に如かず」デスヨ。

 

モデルハウスご見学予約は、お気軽に👍

↓↓↓

ご予約はこちらから。

 

*年末年始のお供に『ソラマドの本』資料請求はコチラから。

 

contactお問合せ