buildingソラマドの家づくり

2017.12.16 スタッフブログ/安藤忠雄展で感じたコト

みなさんこんにちは。

ソラマドおおいたの造士です。

 

ブログ更新、、。

 

かなり気が向いた時にしか書か無いので、恐縮です。

でも、それなりに読み応えのあるように、その時に思ってるコト濃縮して書きますので、許してプリーズ。

 

さて、今回のテーマは「安藤忠雄展で感じたコト」

先日、東京の国立新美術館にて開催中の「安藤忠雄展」にいってきました。

 

 

安藤忠雄、、。

 

 

言わずと知れた、日本の建築界を代表する建築家です。

どちらかというと、かなり「挑戦」している人だと感じてはいます。

 

そして、今回の企画展のタイトルも「挑戦」

僕も建築業界で生きる端くれとして、この巨人の思考とチャレンジを感じたいと思い、行ってきました。

 

今回の企画展では6個のsectionに分かれて、安藤忠雄の過去・現在・未来を展示していたのですが、かなりボリュームのある内容。

 

特に安藤氏の代表的なプロジェクトでもある「光の教会」は、その現物と同じ実寸大のモノが敷地内に建築されており、内部の様子などが体感できるようになっていました。

 

 

企画展全体としてかなりボリュームのある内容でしたので、全てのご紹介は出来ませんが、その中で安藤氏の言葉として、個人的にとても印象的な言葉を少しご紹介。

 

 

前後の言葉を抜きに記載するので、誤解のある伝わり方もあるのではと心配もありますが、ぜひ感じて(考えて)ほしい言葉でもありますので、誤解を恐れずに少しご紹介です。

 

安藤氏/私の家は住みにくいと言われます。でも、クライアントは住み続けてくれています。「住みこなす」ということに挑戦せねばならないという、その厄介な部分が喜びにもなっているのでは?と勝手に思っています。

 

安藤氏/都市というテーマにおいて「余白の空間」は明確な機能を持たない空間である。余白のスペースをつくり、そこに人が集まる。余白の創造によって機能性と合理性で埋め尽くされた都市に風穴を開けたい。

 

安藤氏/有るものを生かして無いものをつくる。建物に刻まれた記憶(あるもの)を生かして、未来への新たな可能性(ないもの)をつくる。

 

安藤氏/上手くいかずとも、あきらめずに走り続けたい。

 

安藤氏/「建築」とは、それを生み出す作り手たちの挑戦でもあり、またそれを使い育てていくみなさんの挑戦でもある。

 

 

他にも、今の自分に響く言葉や映像も多くありました。

僕自身がいつも考えてて、表現したいと思う言葉も多くありました。

そして、それらに触れて思うコト。

 

それは、「自分の役目・役割を理解し、信じたコトにチャレンジし続けるコトしか自分には出来ない」

というコトでした。

 

建築業において、僕の役目はいわゆる「プロデューサー」です。

つまり、僕たちのソラマドを設計する「ライフラボ」のプロデュース。

特に、大分の設計担当「井内大輔」のプロデュースです。

 

 

世の中には素晴らしい仕事をしてる人たちがいます。

工業製品や絵画、工芸品、料理やサービスなど。

 

それぞれ、素晴らしいモノをつくっているのですが、なかなかそれが世に出ないケースもあるかと思います。

 

ポイントは、それらの価値観を共感してくれる人たちをいかに創造するか。

 

 

僕は建築設計のプロセスにおいて、絵を描いたり提案をする能力はありません。

例えば、歌手という職業においてのプロデューサーやマネージャーみたいな存在です。

プロデューサーやマネージャーは素晴らしい歌を歌えません。

その仕事は、自分の信じた感性や能力を如何に世に知らしめるか?です。

 

 

つまり、僕の仕事は、僕の信じる最高のパートナーの仕事を世にプロデュースすること。

ヒト(施主・職人)、モノ(土地・資材)、カネ(住宅ローン)を創造すること。

そして、ソラマドという新しい家づくりを信じてチャレンジしてくれる環境創りをすること。

 

 

それが、僕の職業人としての存在価値の創造だと思います。

いつか、この大分でソラマド(井内大輔)の存在感を唯一無二の存在にしたい。

 

その個人的な感情を信じて、これからも走り続けたいと思います。

 

世は年の瀬。

 

皆さんにとって、来年も素晴らしい年でありますように。

また来年も、みなさん僕たちの仕事(挑戦)を楽しみにしてください。

乞うご期待!

 

追記

大輔さん、僕が勝手に思ってることなので、あまり気にせずでw

 

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