buildingソラマドの家づくり

2017.5.10 強くて頑丈な金物接合

ソラマド大分の木造住宅は、日本古来の在来軸組工法の数少ない欠点でもある構造柱・梁接合部の木材への切り欠き(断面欠損)を必要最小限度に抑えて、最も信頼性のある性能評価がされたメタルジョイント(専用の金物)にてボルト締め接合を行っています。木材本来の強さを残したまま、金物による強靭な接合と接合部分の「引き抜け」を防止して、骨組み全体の安定強度を実現しています。

 

【実際の切り欠き例】

ソラマド大分_金物接合①

・左木片 在来軸組工法の接合部分は切り欠き量が多い
・右木片 メタルジョイント(金物)工法の接合部分は切り欠き量が少ない

 

一般の在来軸組(木造軸組)工法は、木材の接合部分を切り欠きしてそれぞれを組み合わせる工法です。多い時では1本の木材に3方向や4方向から接合することもあり、木材の接合部分にたくさんの切り欠きが必要になる場合もあり、木材本来の強さが低減してしまう場合もあります。

 

【従来の一般的な木造住宅の接合方法】

ソラマド大分_金物接合②

【メタルジョイントによる接合方法】

ソラマド大分_金物接合③

 

在来軸組(木造軸組)の接合を活かしながら必要な部分に金物接合を行う事が可能なので、ソラマドの木造住宅の特徴でもある「設計の自由度」も保たれています。

 

【接合金物】

ソラマド大分_接合金物

 

ベタ基礎と建物の土台はホールダウンという金物(ボルト)でしっかりと留められており、土台が基礎の上からズレないように強固に固定されています。さらに構造の強化に有効な箇所に緊結し、柱にかけられた梁を張力で下方に引き付けることにより、柱と土台の結合を強化し、地震などによって柱や土台が浮き上がらない耐震構造を実現しています。

 

 

 

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