みなさんこんにちは。
ソラマドの造士です。
お盆はゆっくり過ごされましたか?
大分市内は台風の影響も少なかったように思えます。
でも、遠方ではいろいろと被害に合われた方もいらっしゃるかも。
お見舞い申し上げます。
さて、今日のテーマは『 古くて新しい old style 』
そんなことをフト考えたきっかけは、とあるお魚屋さんを先輩から紹介してもらった時の話。
僕を可愛がってくれてる先輩のYさん(不動産屋さん)は、たまに自宅で晩酌をするのです。
馴染みの酒屋で旨い日本酒を買って、その足でこれまた馴染みのお魚屋さんへ。
そのお魚屋さんへ何しに行くかというと、、、「お刺身」。
ケースの氷に並んでる1匹物や水槽で泳いでる活け物から、その日のネタをチョイス。
Yさんはお魚屋さんの大将に「このオコゼ刺身にしちくり〜」てな感じでササッと刺盛りに。
そして自宅でゆっくりと、オコゼをアテに好きな酒をクイクイと呑んでるらしい。
ちなみに、刺身を食べ終わったら骨のアラを素揚げにして頭からバリバリと喰らうとのこと。
(Yさん)「お前さ〜、、そんオコゼ幾らぐらいやと思う?まぁ〜、、時期や大きさにもよるんやけど800円ぐらいやけん!都町(大分の繁華街)で食ったら4000円はするで!」とのこと。
その話を聞いて、僕はそのお魚屋さんをYさんから紹介してもらいました。
まだ魚屋さん初心者マークの僕は夕方の16時過ぎぐらいにドキドキしながらそのお魚屋さんへ電話。
僕「あの〜Yさんに紹介してもらいまして、お刺身をお願いしたいんですが、、」
女将さん「あ〜、、どのぐらい切ったらいい?」
僕「(どのぐらい?)う〜ん、、、2000円分ぐらいとか出来ます?」
女将さん「んじゃ15分後ぐらいに来て〜!」
僕「あ!はい!」
そして15分後にお店へ行くと、持ち帰り用の皿に山盛りのお刺身が。
大将「もう夕方やったけん、いろいろ無かったけんあるものでしか出来んやったけど足りそうかな〜?」
僕「じゅーーーぶんです!!!w」
そんな感じで初めてのお魚屋さんデビュー。
お刺身もですが、体験としても新鮮でした。
その時に、フト思ったことが、、。
いつからスーパーマーケットでパックのお刺身を「買う」ようになったのか、、、?
お刺身を「買う」スタイルと、お刺身を「つくってもらう」スタイル。
確かに、スーパーで「買う」お刺身は出来上がってる状態だし量も見た目もわかりやすい。
そしてカジュアルにパパッと帰る手軽さ。
忙しい主婦やサラリーマンにとっては、その手軽さは魅力的でもあるでしょう。
僕自身もそんな『 買い方 』がスタンダードになっていました。
お魚屋さんにお刺身をオーダーでつくってもらうというスタイルは、決して新しい『 買い方 』ではなく、むしろ昔からのスタイルだったはず。
でも、僕にとっては新しいスタイル。
そして、そんな old style は僕自身のライフワークでもある『 家づくり 』にも共通するスタイルを感じました。
住宅業界が向かう「効率」と「コスト」重視でパッケージングされた現代の家づくり。
家づくりが『 買い物 』になってしまった現代に、僕らソラマドの家づくりのスタイルは時代遅れなのか、、、?
時代が一周して、既製品の集合体としてパッケージングされた家づくりが当たり前の現代には、むしろ僕らのスタイルは新しいスタイルなのか?
そんな古くて新しい old style
みなさんは、どう思われますか?