皆さんこんにちは。
ソラマドの造士です。
前回Blogでつらつらと書かせていただいた「最高の立地に程々の家 VS 程々の立地に最高の設計(前編)」の後編を書きたいと思います。
今日の話はモデル見学に来られた方々にも何度か話した内容なので「なんか前に聞いたことあるな、、。」と思われる方もいらっしゃるかと思います。その際は悪しからず。
さて、前回のBlogでは土地選びの立地条件について「広さ」「価格」「利便性」の価値観の優先順位をつけることで、ご自身やご家族にとって「何が大切なのか?」を再考して、結果として僕らからの提案は「程々にしとき〜」ってことでした。
その程々の程度と感覚も、地域によって随分と違うんだなぁ〜、、、と感じたお話です。
これはかれこれ6年ほど前の話でして、仕事の用事で神奈川県の藤沢市というところに行った際に衝撃を受けた話です。
それは、藤沢市のとある分譲地での話でした。
そこは都内通勤の方々が多く住むベッドタウン的なエリアでして、都内に土地を買って家を建てるのは総額としてハードルがかなり高いけど、そこなら現実的な地価での土地を買えて家づくりができる、という感覚で都内通勤者の方たちが多く居住するエリアでした。
そして、その分譲地から最寄りの駅までは徒歩30分ほどとのこと。
徒歩30分、、、、。
自分だったら歩くかな、、?とも思いながらも、要は「けっこう駅まで遠い」ということは分かりました。
そして、その最寄りの駅から電車(快速など)に乗って東京駅までなら約1時間半ぐらいとの事でした。
つまり、なんだかんだで通勤片道約2時間。
そして、その分譲地の坪単価は、、、、50万/坪との事でした。
坪50万!!??
って思ったのですが、そこに土地を買って家を建ててる方達は、多分ですが「程々」の価値観で土地を選んでるんだと思うのです。
だって、利便性と地価のバランスを考えると、それでもまだ安い方なんですって。
都内通勤のサラリーマンが関東で土地から買って家を建てるって、、、大変です。
その「程々」のバランスを取った選択を大分県という場所に落とし込んで考えてみましょう。
その「程々」の感覚が如何に地域によって違うのか?が感じれると思います。
大分市内で坪50万のエリアって、、、どの辺りになると思いますか?
結論的にいうと、このソラマドモデルハウスが建っている大分市大道近辺がそのぐらいだと思います。
ま、ここは大分駅まで徒歩10分ぐらいですが、、、。
そして仮に自宅から大分駅を経由して勤務先の駅まで電車で通勤するとして、その所要時間を藤沢の方々と同じ2時間だとすると、、、。
どこまで行くと思います?
ズバリ、博多です。
そうなんです。
彼ら関東の感覚での「程々」は職場が博多駅近辺で、自宅は大分駅徒歩10分に住む事なんです。
乱暴な例えに思う方もいらっしゃるかと思いますが、通勤所要時間と坪単価での地価で例えると実際そうなんだもん。
50坪の土地を買っても、土地だけで3,000万円ですよ。
そうなると、建物も含めた総額は、、、、。
ちょっと大分の感覚では「程々」だと感じられない総工費になってしまいますね。
いくら関東とはいえ、サラリーマンの方々の給料が大分と比べると倍かといえば、そうではないと思います。
なので「坪50万の程々の土地を買ってローコスト住宅で建てる」がリアルなのです。
設計にこだわって、ソラマドのような建築家と一緒に家づくりにチャレンジできる方は実際に少ないのも事実だと思います。
そう考えると、大分という地方都市での程々の立地感のエリアの感覚、、、広がらないでしょうか?
なんだかんだで車社会の大分ライフ。
ちょっと車に乗る時間を増やしてエリアを広げたら、坪10万円台の土地も候補になると思います。
大分のような地方都市だからこそ出来る、家づくりへのチャレンジの可能性。
程々の立地に最高の設計を楽しめる可能性は、、、あなたの価値観の変換で意外と簡単に見つかる、、、、かも?
そんな、ソラマドの家づくりのヒントはモデルハウスでご体感ください。
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