皆さんこんにちは。
ソラマドの造士です。
とうとう、九州北部地方は梅雨入りしたらしいですね。
なんかあっという間に梅雨って感じがする、、。
あっ!てことは、これまた例年通りですが、あっという間に年末ですよ。光陰ミサイルの如し。
そんなミサイルのような時間の流れの中で、WEBの世界に私のしょうもない言葉を漂わせてみて、今まさに貴方が読んでくださることに感謝しながら、あまり役に立たない話を書きたいと思います。南無
今日のタイトル『身体性の劣化とテック(技術)について』を始めたいと思います。
ま、これはヒントになる話があって、それを自分なりに解釈を培養してみて思ったことを書きたいと思います。
基本的に時代の進化と共に、あらゆる生活での利便性はどんどん向上していく訳で、肉体的なストレスは間違いなく100年前と比べたら格段に減少していると思います。
そんな、ありとあらゆるモノやサービスがどんどん便利よく機能的になっている現代において、同時に失っているかもしれないコトについての話です。
元ネタはあるアプリの開発についての話です。
アプリという現代社会での象徴的なテック(技術)の目的は、日々の暮らし(特に情報面において)の利便性が向上することが目的であるのですが、利便性の向上に伴ってアプリ利用者の身体性や感情の能力(感性)が劣化している、というような内容の話でした。
具体的なシーンとしては、登山用のルート案内機能の優秀なアプリをスマホに実装してることで、危機的なシーンへの想像力という身体性と感情が劣化し軽装登山のまま山に入り、うっかりスマホを沢などに落として水没させてルートや現在地が分からず遭難する、、、というような話でした。
特殊な例のように思えるかもですが、要は利便性をテック(技術)に依存することによって自ら考える能力や創造(想像)する能力を発動するシーンは年々確実に減っていると思いますし、例えば「道を覚えない」とか「語彙力がない」とか「周りで起きていることに鈍感」とか、、いろいろ実際に自分達の身体に起きているのも事実だと思います。
それこそChatGPTを駆使して知識は無限に手に入る時代ですが、その知識と行動が感性とつながって、その感性がリアルな世界(世間)とつながっていないと、ただそのAIから得た知識は人間という身体(肉体)を通過しているだけで、WEBの世界で人工知能同士が会話してるような世界になってしまう気がしています。
身体性と感情が劣化した大人たちが失った能力を補完するために様々なテックを生活に導入することによって一瞬心地よい環境を手に入れるのですが、そのテックを支えるシステム(電力や交通インフラや通信機器など)に不具合が生じたら一瞬でまったく生きていけない、という事になるのでしょう。
多分ですが、100年前の日本人のほうが個々の暮らすチカラはあったと思います。
でも、一度味わったこの「便利な世の中」を捨てる勇気は僕にもありません。
でも、まだそんな現代のテックシステムに毒されていない身体の持ち主も居るのです。
あなたの近くに居ます。
もしかしたら、今まさに横に居るかもしれませんし、目の前で笑ってるかもしれません。
そうです、子供たちです。
身体性や感情・感性の能力が劣化していない子供たち。
私は仕事柄ですが住環境という視野から物事を見てしまうクセがあるのですが、もしまだ身体性と感情の劣化していない子供たちが住まいをデザイン(創造・想像)したら、どんな「家」ができるんだろう、、って考えます。
意外とめちゃくちゃハイテックな家を考えたりするかもですねw
どうなんだろ、、それは昭和世代のイメージかな?
空を車が飛行するような「未来都市」なんていう言葉さえもあまり聞かなくなった昨今ですが、現代の子供たちはまだそういう創造(想像)をしているんだろうか?
なんだか大体こういう未来都市って「木造」が無いんですよね、、。
なんか素材感はよくわかんないけど、鉄?コンクリート?樹脂?みたいなヤツでだいたい縦にデカイ。
本当にこんな感じになるんだろうか、、、。
こんな世の中になった時に、人間の身体性と感情の劣化はどのぐらいになってるんだろうか、、。
マジでこんな画像の世の中になったら、木造ってめちゃくちゃ希少価値のあるマニアックで高価な「住まい」になるかもですね。
そして、スーパーローテックで「野原に天幕」みたいなライフスタイルが究極の贅沢なライフスタイルになったりして。なんつって。
ちょっと極端なお話でしたが、程々の利便性と機能性能で、程々の不便さを寛容するような価値観をお持ちの方にはソラマドのライフスタイルのご提案を楽しんでいただける気が、勝手にしています。
あまり物質的な機能を欲しがり過ぎず、遊びゴコロと普遍的で丁寧な暮らしを愉しむバランス感覚を持っている方達が、ソラマドオーナーさん達のような気が、勝手にしています。
ずいぶん勝手にしていますが、そんな「勝手にしやがれ」な築15年目のモデルハウスでのソラマドライフをぜひお気軽にご体感ください。
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