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2024.3.9 < Blog > 正しい日本語がイタイ熱海の夜

皆さんこんにちは。

ソラマドの造士です。

今日は3月初旬の9日です。

 

春の陽気の一歩手前。

三寒四温の三寒目かな?

齢50になると、缶ビールの3缶目の一口目で「開けなければよかった、、」と胃袋が後悔します。

それが50歳のリアルです。

 

 

さて、そんな書いたり書かなかったりで本当に役に立たない事ばかりしか書いていない私のブログですが、もしこの世に私のブログを読んでいただいて、少しでもどなたかの心に何か残るものがあればと思いながら、日々の気付きを書いたりしています。

お忙しい皆さんの時間を少し分けて頂き感謝です。

 

今日のお題『正しい日本語がイタイ熱海の夜』について。

 

先日、私の行きつけの銭湯(100%掛け流し温泉)「あたみ」での出来事のお話です。

(*「あたみ」についての昔の紹介ブログはコチラから。)

 

 

この「あたみ」の店内構造は、もちろん脱衣所や浴室ともに男女で間仕切りはあるのですが、上が男女で繋がっててスースーなのです。

つまり脱衣室や浴室内の音はスースーでお互いによく聞こえるのです。

 

そして、改めて先日思ったのは、男たちは皆基本無口。

黙々と服を脱ぎ、黙々と身体を洗い、たまに来る「あたみビギナー」は湯船に足をつけた瞬間、一瞬その熱湯具合にたじろぎ歯を食いしばりながら黙々と鳥肌を立てて湯に浸かります。

 

言葉を発するのは、たまに誰に対してではなく「お疲れ様です〜」とか、浴室を出るときに「お先に〜」とか言うぐらい。

 

 

しかしながら、女性の脱衣所や浴室からは、いつも常にズーーーっと会話が聞こえます。

上がスースーなので、ぜんぜん聞こえます。

当然ながら直接見たことはありませんが、声の感じや会話の内容からは、おそらく60代か70代の女性たちの日々の世間話です。

 

そんな女子風呂の会話を聞きながら、男(オヂサン)たちは黙々と身体を洗い、黙々と熱湯に浸かっているのです。

多分、、男たち(オヂサンたち)の頭の中では同じことを考えてると思います。(よ〜〜〜喋るなぁ、、)と。

 

天の神様から見たら男女でこんなに違うものかと、なんだか愉快な光景だと思います。

 

そんな「あたみ」の夕方に、先日ですが興味深い話が女性風呂から聞こえてきました。

盗み聞きみたいですが、声が大きいので嫌でも聞こえてきます。

 

 

それは、多分ですが6〜70代?の女性の方です。

その方の職場にベトナム人の若い男性が働いているらしいのです。

仮にその6〜70代の女性を「Aさん」としましょう。

 

そのベトナム出身の若者が、そのAさんに声を掛けたシーンの話なのです。

何かAさんに聞きたい用事があったのでしょう。

 

ベトナム若者:「あの〜、、おばあさんチョットいいですか?」

 

Aさん:「?、、?おばあさん? 私のこと?」

 

ベトナム若者:「ハイ!そうです(笑顔)。お婆さんです!(笑顔)」

 

その会話について、Aさんはこのようにおっしゃってました。

 

 

「もうな!そりゃアタシは婆さんよ!でもな、あんなにハッキリ ”お婆さん” って言われたら、腰が砕けそうになったわ!」

「日本人の兄ちゃんとかやったら “おばちゃん” とか言うと思うんよ!でもな、あんひとたち(ベトナム人)は正しい日本語を学校かどっかで教わっちょんのよ!」

「やから私を見て ”お婆さん” っち言うんよ!」

「そりゃ日本語としては正しいよ!でもそんなハッキリ言わんでもいいやん!」

「あたしゃ〜もぉ腰が砕けて情けねかったわぁ〜!」

「一気に婆さんになったわ!」

 

 

という訳で、女性陣はそんなAさんの話を聞きながら、笑いと共に「そんなハッキリ言われたらショックやわ〜」とか、「そん子は間違っちょらんで!」とか「そこはオバチャンでいいやんな!」とか、めいめいがあーだこーだと楽しそうに語らい合っておりました。

 

そうなんですよね。

ズバリ正しい言葉は、たまにイタイときはあります。

細木数子の「ズバリ言うわよ」的な感じでしょうか。

まぁ、今回のシーンとは若干意味は違いますけど。

 

私も仕事で「ズバリ言うわよ」って言いたいけど、、言えない。「この土地はやめたほうがいいよ」とかはズバリ言いますけど。

 

 

人の言動や考え方や容姿については、ズバリ意見を言うとだいたい不快感を与えることになる事実。

 

何かの記事で読みましたが、石破茂(衆議院議員)が昔に元総理の竹下登(Daigoの祖父)から言われた一言。

 

「お前は自分が正しいと思ったことを言っているだろう。正しいことを言うときは人を傷つけることを忘れるな。」

 

これまた、ズバリです。

胸にグサリと刺さります。

イタタタ、、

 

 

ま、人生ではどうしても「ズバリ!」言わなければいけないシーンもあるでしょう。

その時、その言葉は「傷つける」んだという覚悟を持って言うべき、ってことなんでしょう。

つまり「傷つけずにズバリ言う」なんて都合の良い日本語は無いと言うことなのかな?

 

でもですね、かつてある人から私は心に残る忠告を「ズバリ」言われたことがあります。

 

それはある酒の席のコト。

私があまりその人の前では言わない仕事の愚痴をダラダラと喋ってたら

 

「お前さぁ〜、、言ってることも言いたいこともわかるけど、そういうことを言ってるお前はオシャレじゃないね」

 

ズバリ、じんわり心に響いてハッとしました。

有難い、、。

 

 

他にも色々な方から、有難い忠告というか、意見を頂いてきた人生です。

出来るなら言いたく無いことも、自分を思って言ってくれた言葉は沢山あります。

有難い忠告は、いつまでも心に残るものです。

 

という事で、では、またいつかの次回まで。

最後まで読んで頂いて、本当に感謝です。

ありがとう。

 

あ、忘れてた。

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