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2021.3.1 <ソラマド暮らし> 想像力から生まれた、吹き抜け+スチール階段

みなさんこんにちは。もう3月ですねー。

まだまだ寒い毎日ですが、2月中旬に娘のお雛様を出しました。

小黒三郎さんの組み木の人形です。

桃の節句、ひな祭りの日は暖かいと良いですね。

 

 

さて、今日は、私たちがリビングにおいて最もこだわったポイント、スチール階段についてお話しようと思います。

もともとプラン提案の時に、吹き抜けのリビング階段を提案されました。

この土地で、私たちの希望である<光と風が通る家>を造るにあたり、吹き抜けはとても重要だったと思いますし、リビング階段をスチールにしたことで、デザイン的にもリビングの印象がとても良くなり、我が家の自慢の一つにもなっています。

 

 

しかし、これに決めるまでは沢山悩みました。

夫婦の意見が全く合わなかったんです。

 

主人は、リビングに吹き抜けがあると、冷暖房の効きが悪いんじゃないか。

一階と二階の声が丸聞こえなんじゃないか。

リビングに階段をつくると、二階に上がるときに丸見えで、子供が思春期の時に嫌なんじゃないか。(自分自身に置き換えると、友達や恋人を招いた時に家族に見られるのが嫌らしいです。)

このようなことを理由に、リビング階段、吹き抜けには当初反対意見でした。

 

私は、そもそも<光と風が通る家>を理想としていたので、リビングの吹き抜けには大賛成でしたし、吹き抜け部分にある大きな窓もとても魅力的でした。

リビング階段も、建築としてとてもかっこいいし、存在感のある、インテリアのひとつになるようなスチール階段を希望していました。

私は主人のように、声とか冷暖房の事など細かい事をよく考えていなかったというのが本音でした。笑

 

 

主人は自分の部屋にこもるのが好きな人。

私は子供の頃もリビングにずっといて家族団欒が好きな人。

という、性格や生活スタイルの違いもあります。

でもお互いの意見を擦り寄せながら、お互いの納得する家造りをしなければならない。

とーーっても難しかったです。

一番最初にぶつかった壁でした。

 

リビング階段にしない場合。吹き抜けをつくらない場合。の設計プランもその場で設計士さんに描いてもらい、あーだこーだと話し合いました。

でもね、色々なプランを見ても、私、納得できなかったんです。笑

最初の、吹き抜け+スチール階段がもう譲れなかった。

想像すればするほど、遊びがあってかっこいいし、素敵で、まさに自分の理想でした。

長い時間をかけて沢山話し合った結果、主人が折れてくれました。笑

やったーー!!

 

 

でも実際そのプランで建ててみて、すこーし不安でした。。当初心配していた問題は私たちの許容範囲内なのかどうか。。

引っ越してもうすぐ一年。

この家で四季を経験しました。

 

結論から言うと、、

吹き抜け+スチール階段凄く良い!

今の断熱ってすごいんですよ。

冷暖房問題、全然気になりません!

むしろ、冬なんて、暖かい空気が上に行くので、寝室が暖かいんです。

今年の寒い冬でも寝室で暖房をつけることは一度もありませんでした。

 

声問題ですが、まぁ聞こえます。

でも今は子供が小さいので、一階で家事をしていて二階から声が聞こえるとむしろ安心しますし、子供部屋や寝室のドアを閉めたら、一階の音もほとんど気になりません。

 

この二点で主人から文句を言われたことはありません。よかったー。笑

思春期の友達恋人問題ですが、、まぁそれはオープンな感じで大歓迎!(私は)

住む家によって、価値観変わりますよ。

私はとても良いことだと思います。

 

 

あとは、何よりも、子供たちがこのスチール階段大好きなんです!

階段でお絵描きしたり、遊んだりします。

お友達が来ても、自分の部屋より階段を自慢します。笑

みんなで階段に座ってお話ししたり、折り紙したり、お絵描きしたり。。

子供ってすごい!遊びの天才ってこういうことですよね。

 

 

とても悩んだ吹き抜け階段問題でしたが、今では家族全員のお気に入りになっています。

 

細かーくひとつひとつを計算して決めていくのもとても素晴らしいことですが、自分の勘や、想像力も家づくりをする時にはとても大事だと思います。

造士さんが以前言われていました。想像力のない人が本当に多いんです、と。

形や使い勝手を考えるだけではなく、想像する。

するとそこには余白が生まれる。

その余白が、遊びだったり、面白さだったり、心地よさになる。

家づくりにおいて、意外と誰も教えてくれないことかもしれませんね。

想像力。

家づくりをされる際に思い出してくれたら嬉しいです。

 

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