voiceソラマドに住む人たち
interview山形邸
山形邸 着工前インタビュー
Array築39年・木造平屋のフルリノベーション。
変化をリアルに楽しんだ家づくり

山形 和己さん(39)光輪子さん(35)
陸くん(5)
奈那ちゃん(2)
今回ご紹介するソラマドの家は、ズバリ築39年・平屋のフルリノベーションした住まい。
山形さんご夫妻が、新築建売、新築注文住宅…たくさん悩みながらも魅了されたのは、築古・木造平屋の可能性。
新築とはまた異なる、リノベーションならではのワクワク感に満ちた家づくりについて、お話を伺いました。
家づくりの大きなきっかけは、
高校時代からの親友
おふたりとも、ほのぼのと優しい雰囲気でオシャレですね。癒しのオーラが漂っています。山形さんご夫妻は今、どちらにお住まいですか?
和己さん大分市大在で賃貸暮らしをしています。大在には6年ほど住んでいます。
大在はファミリー層を中心に人気のあるエリアですよね。住み心地はいかがですか?
光輪子さん住みやすいですね。保育園、学校、スーパーなども充実していて、子育てしやすいです。今回、私たちが建てるリノベーションした家も、今住んでいる場所のすぐ近くなんです。
新居が同じ地域というのは、すごくいいですね。ソラマドを知ったのは、ご友人が家を建てられていたことがきっかけだと伺いましたが。
和己さんそうなんです。僕の高校時代からの友人であり、先輩ソラマドオーナーでもある姫野君がきっかけです。今でも家族ぐるみで仲良くさせてもらっています。
大在の姫野邸さんですね。姫野さんのお宅に行かれたことは?
和己さんはい、ちょくちょく家族で遊びに伺ってます。姫野家が完成した後、初めて家に招待されたとき「うわー、かっこいい」と感動しました。
光輪子さん「おっしゃれ~!」。って(笑)。
その時に、ソラマドのことも印象に残っていたんですね。
和己さんそうですね。姫野家のとても印象が強くて。妻も家を建てるなら姫野家と同じところが良いと言っていました。
姫野邸という「リアルモデルルーム」が、ソラマドを選んだ一番の理由だったのですね。
他社の家を見たことで、
よりソラマドの家への想いが強くなった
家づくりをはじめるにあたって、他社さんの家を見に行かれましたか?
光輪子さんソラマドさん一択でしたが、実は1件だけ他社さんを検討するエピソードがありまして。
それはどんな経緯で?
和己さん最初、他社さんは見に行かず、ソラマドさんのオープンハウスをいくつか見に行ったんです。その時に初めて、造士さんや森山さんにお会いして。その後、少し詳しいお話も聞きたくて、こちらのモデルハウスへ伺い、ソラマドの家についてお話を色々教えていただきました。
光輪子さんその時、森山さんから「他社さんも見学に行ってみては?」と言われまして。ソラマドさんに決める気持ちは変わりませんでしたが、家づくりについて勉強する意味も含めて、1件だけ他社さんの家を見に行きました。
和己さんそこは同じ大在で、新築建売住宅でした。当然ながら、ソラマドさんと対比するわけですが…。その新築建売の家にはあまり心が動かなくて。むしろ、他社さんの家を見たことでより「ソラマドさんで家を建てたい」という気持ちが強くなりました。
光輪子さん価格的にはソラマドさんよりも少し安くエリアも大存在でしたが、ソラマドの家を見た時のようなワクワク感が私たちにはなかったんです。
比較検討したことで、自分たちの気持ちを再認識できたんですね。
和己さんそうなんです。あ!でも、もしかして森山さん、それを見越して他社さんへ行くことを勧めたのかな?(笑)。
光輪子さんそうかも(笑)。でも本当に他社さんの家を見て良かったと思います。
運命的に出会った中古住宅。
リノベーションの底力を発揮し、生まれ変わる
では、そのあとすぐに今回の中古の平屋物件を決めたのですか?
和己さんいいえ。最初は新築を考えていました。
光輪子さんそれこそ姫野さんが私たちの家づくりに協力してくださって。随時、土地情報を教えてくれていたんです(笑)。
姫野さん…本当にいい方。
光輪子さんその教えてくれた土地情報の中に、大在エリアで面積が38坪という土地があったんです。少々狭いけれど「ソラマドさんならいい感じにしてくださるのではないか?」と思い、造士さんへ相談したところ、最初はそちらの土地でのプランを提案してくださったんです。
ソラマドは狭小地の提案も得意ですからね。どんなおうちだったんですか?
光輪子さん2階建てでウッドデッキもソラマドキッチンもあって、駐車場も2台停められる、すごくステキな提案でした。
和己さん新築だし、かなり悩みましたが、金額面な面と、やはり少し狭いかなというのもあり、その提案と土地はあきらめたんです。
いろんなことを総合的に考えた末の判断だったんですね。
光輪子さんそんな時ふと「そういえば姫野さんがもう1つ、オススメの物件を教えてくれていたなぁ」というのを思い出して。それが今回の中古平屋の家だったんです。坪数も93坪とかなり広いです。
またまた姫野さん登場(笑)! 姫野さんのご提案がなければ、今回の中古物件には出合えてなかった物件だったんですね。
光輪子さんそうなんです。造士さんに「こんな物件があるんですけど、どうですかね?」って再び相談しまししました。
当初、新築を希望されていたのに、全く別の方向性の「中古平屋のリノベーション」を選んだ理由は?
和己さん相談後、造士さんたちが早速、家を見に行ってくれて。築39年だけど、すごく状態がいいということだったので「中古住宅をフルリノベーションするという選択も悪くないかも」と思ったんです。もともと平屋の家に住みたかったことや、立地がとても良いことも決め手でした。
光輪子さん小学校が目の前で公園や買い物する場所もすぐそばにあるなど、利便性がよく子どもたちの環境を変えなくていいのも魅力でした。
あと、主人と同い年(39歳)のお家というのも、縁を感じたかも(笑)。
和己さん新築ではないけれど、ソラマドさんなら新築以上のものを提案してくれるだろう、という期待もありました。実は今回の物件、外観だけみて決めたんです。
おぉ、それはまたなぜ?
和己さん状態がいいという話は聞いていましたし、基礎や床下もしっかりチェックしてくださっていたので、造士さんを信頼しておまかせしました。
光輪子さんフルリノベーションで、スケルトンの状態にするので、本当に「骨(柱)だけ残す」って感じでしたし。
耐震や断熱なども気にかけられたりしましたか?
和己さん耐震の基準(建築基準法)が見直されたのが今から44年くらい前らしく、今回の中古住宅が建つ少し前に新しい耐震基準になっていたそうです。さらに今回、耐震も断熱も最新のものにしてくれると聞いていたので、その点は安心でした。
これから長く暮らす家ですから機能・性能面も大切ですよね。
ソラマドの自由な発想で、
新たな命を吹き込まれた家
築39年の木造住宅、和室もたっぷりな「昭和の家」だったようですが、どんな間取りに生まれ変わりましたか?
和己さんもう、それは大胆に変えてくれました。ダイスケ(設計士:井内大輔)様様です(笑)。
(図面を見ながら)かなりシンプルな間取りで、広々としていますね。
和己さん新築ではないので、強度的に残さなければいけない柱などもありましたが、なるべく細かい間仕切りにしない感じにしてくれました。
光輪子さん子どもたちの性別が違うので、子どものためのスペースは最初、仕切る方向性も考えましたが、まだ小さいので今は仕切らずに、広々とした間取りにしました。成長とともに考えていけたらと思っています。
暮らしながら変化を楽しめるのも、ソラマドの家の魅力ですからね。玄関やリビング、キッチンに土間を採用されてますね。取り入れ方も大胆で面白い。
和己さんダイスケさんの提案で、リビングの窓側と、キッチンの床を土間にしました。最初に見た時「カッコイイ!」と感激しました。リビングの床と土間の間は一段下げ、段差をつけた感じがすごく気に入っています。リビングと土間を同じ高さにしたら、価格は少し抑えられるよ、とは言われたんですけど…ここはこだわりました。
光輪子さん斬新な発想に感動しました。土間から庭が一望できる感じです。
キッチンはソラマドキッチンですね。
和己さんここも絶対、ソラマドキッチン希望でした。
光輪子さん姫野さんのところで、よく一緒に食事をさせてもらうのですが、その時にソラマドキッチンには何度か立たせてもらったことがあって、いいなぁって憧れていたので。
光輪子さんはお料理するのは好きですか?
光輪子さん嫌いじゃないです。
和己さん美味しいです(笑)。
「どう暮らしたいか」の
価値感を大切にしたい
家づくりにかかった予算については、どうお感じですか?
光輪子さん家づくりにかかる予算って、ネットや広告などで見かける金額で、なんとなく想定はしていましたが、いざ自分たちで建ててみると取り壊し費用や外構などの諸経費を含めると、思っていた以上に結構かかったなぁ、という印象はあります。
和己さん正直、他社さんの新築建売のほうが価格は少し安かったのもあり、リノベーションか新築かで少し悩みました。でも、やっぱり自分たちの価値観やイメージを大切にした家をつくりたかったので、リノベーションを選んでよかったと思っています。
今回のリノベーションプロジェクト、ソラマドさんとのやりとりはどうでしたか?
光輪子さんすぐに緊張もとけて。楽しくやりとりさせてもらいました。
和己さんまず造士さんがスーツを着てないし(笑)。失礼ながら、最初、代表の方とは思ってなくて(笑)。ソラマドのみなさんはフランクだし話やすくて「この人たちにはおまかせできるなぁ」と思いました。家自体のこともですが、暮らし方やお金のこと、なんでも相談しやすかったです。
フルリノベーションという冒険を、
めいっぱい楽しんだ家づくり
紆余曲折ありながらも運命的に出会った、中古平屋のリノベーションという選択をし、家づくりをご経験されて、いかがでしたか?
和己さん新築と悩んだ時期もありましたが、結果的に、リノベーションにして大満足です。最初は「どうなるんだろう?」と期待感だけでなく不安もありましたが、ビフォーの状態を見てから、自分たちの求めるものに少しずつ変化しながら、住まいができあがっていく、そのギャップを味わえたのもすごく楽しかったですね。
リノベーションって、変化と可能性を感じさせてくれますよね。
光輪子さん「イメージパース(CG)みたいに、本当になるのかな?」って少し思ったりしていましたが、本当に実現するんだって実感できました。
和己さん僕は、内装リフォームの仕事をしているんですが今回、新居のクロスは自分で貼ったんですよ。
すごい!ご自分の新居をご自身で手掛けるなんて、いいですね。
和己さん1週間くらいかけてクロスを貼ったんですけど、もうその作業の段階で完成していないのに住んだ気になってて(笑)。まだ住んでないのに、すでに愛着がわいています。
これから始まる
ワクワク・ドキドキを楽しみたい
新居では、どんなふうに暮らしを楽しみたいですか?
和己さん庭でいろいろやってみたいですね。バーベキューとかしたいです。
光輪子さん今も少しだけプランターでミニトマトとかピーマンとか育てているんですけど、庭で家庭菜園もしたいですね。
和己さん土間スペースに吊り下げのアイアンバーみたいなのを作ってもらったんです。そこに植物を飾りたいんですよね。
光輪子さんそれも姫野さんの影響です(笑)。
和己さん植物は興味はあったんですけど、賃貸だとなかなか自由にはできなくて、我慢していたので。いろいろ吊り下げたり飾ったりしたいです。
いいですねぇ、オシャレになりそう。
光輪子さんもうすでに友達と下見に行ったりしてるみたいです(笑)。
子育てもこれからも変わらず大在でできるし、お子さんたちも、よりいっそうのびのびできそうですよね。お二人は家事分担は、されていますか?
光輪子さん料理以外は、いろいろ分担してくれます。私は結婚前から美容師をしていて、子育てで少しお休みしていたんですけど、昨年から仕事復帰したんです。
お仕事、復帰されてどうですか?
光輪子さんまだ時短勤務ですが、やっぱり楽しいです。仕事は息抜きにもなりますし。新居も構えたんで、頑張ろうと思ってます。主人も家事や子育て、一緒にやってくれますし。
和己さんも本当に優しそうなオーラ全開ですしね。
光輪子さん本当に、優しいです。
和己さん(笑)。もっといいこと言っておいて(笑)。
やっぱり、ほんわか仲良しご夫妻、ステキ。フルリノベーション、大成功ですね。
光輪子さん実は売主さん(中古住宅の住人だった方)は、後で聞いたところによると、全部壊して建て替えるのではなく、リノベーションで住んでくれる方がいいなぁと、おっしゃっていたらしいんです。前に住んでいた方の意向に添えられたのもよかったなぁって。これもご縁だなぁと。
長年住んでいた方の想いをつなぎ、新しいカタチに生まれ変わって、山形家の暮らしも始まりますね。今度は姫野家さんを招待する側ですね。私たちも完成を楽しみにしています。
*そして、そんな山形さんのご協力により完成見学会を企画させていただきました!
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<平屋フルリノベ完成見学会>
▪️日時:3月1日(土)2日(日)10時〜17時
▪️場所:大分市角子原(詳細は別途ご案内)
▪️参加費:無料(事前の完全予約制)
▪️ご参加方法:ご予約フォームよりご登録ください。
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~編集後記~
施主さんならずとも、「リノベーション」と聞くだけで、興味津々になるのは私だけでしょうか(笑)。生まれ変わる=Reborn。何かが再び始まるいい響き。
新しい個性や機能、価値観をカスタマイズするプロセスは、新築の家づくりにはない、味わいと期待感があります。
長い間、人の暮らしをそっと見守ってきた築古の家が、新しい家族と家の作り手たちによって、新たなる人生を歩みだす、そんなストーリーがとてもドラマチックです。
物腰柔らかくて、奥さん想いな和己さん、笑顔がチャーミングで明るい光輪子さん、すくすく成長中の陸くん、奈那ちゃん。山形ファミリーのまぁるくて、優しい空気感漂う空間に、笑い声が響く風景が目に浮かびます。
今回の家づくりの「ワクワク」する感覚、ずっと忘れずに山形家のエピソードを紡いでくださいね。
──この記事を書いた人
ライター/清祐 智絵
大分県大分市在住。媒体を問わずさまざまなジャンルの取材・執筆活動を行う。一児の母。インタビューを通じて、ソラマドの家のオリジナリティあふれる家づくりで生まれたエピソードや、それぞれの家族の暮らし方の取材をとおして「ソラマドに住む」人たちのストーリーを綴っている。