voiceソラマドに住む人たち
interview田中邸
田中邸 完成後インタビュー
新築ソラマドから差し込む日差しを浴びながら、日々を営む。
左)田中怜(たなかりょう)さん・看護師
右)彩(たなかあや)さん・看護師
とある住宅街。
この街にも、また新しいソラマドの家が建ちました。
不思議なことに、モダンでスタイリッシュな造りなのに、すっと周りの空気に溶け込んだ外観に目を奪われます。
ここで日々を営む、若い夫婦のライフスタイルをすこしばかり覗いてみました。
突き抜けた夫婦が、さらに突き抜けた暮らしへ
入居日はいつでした?
彩さん2017年11月13日に引っ越してきました。この日は「付き合った記念日」、「入籍記念日」、「結婚記念日」、「引っ越し記念日」、全部の記念日と一緒にしました。絶対忘れないです(笑)。
実際に引っ越してみて、どうでしたか?
彩さん楽しいです。めっちゃ! 立地が思っていた以上に良かったです。
怜さんガレージも3台駐車できることが条件だったんですけど、軽自動車だと4台いけそうなので助かりますね。
昔ながらの住宅街って駐車場スペースをあまり広く取っていないところが多いですからね。
彩さんそうですね。もう1本奥の通りに入ると、駐車スペースに1台しか停められなかったり、他に駐車場を借りられている方もいらっしゃるんです。
ここは施工時にだいぶ土地を掘ってくれたんです。解体した元の家は駐車場が高い位置に作られていて、地面との段差が大きかったので、駐車するときのストレスを軽減してくれました。
住んでみて、驚いた点や良かった点を教えてください。
怜さん基本全部ですね。イメージどおりだし、このキッチンにすごく憧れていたので、ずっとここにいます。
休日もキッチンの中にこもっています。普通にコーヒー飲んだり、夜は照明を下げてお酒を飲んだりしています。
なんと素敵な生活ですね!
彩さん早く寝ようっていっても、ここで一人で飲んでいますよ(笑)。
怜さん暖かくなったら、バルコニーに出て飲んでもいいな〜と思っています。
住宅街のメイン通りが目の前を走っていますが、視線はまったく気になりませんね。
彩さんそうなんです。坂道の途中になっているから視線が合うことがないんです。元々高い立地だったので、歩行者とも全然目が合わない。だからカーテンを開けっぱなしで過ごせるのがとてもいいです。
怜さんはどうですか? 良かった点を教えてください。
怜さん僕がいい意味で驚いたのは、自然の“木”ですね。(テーブルの木目を触りながら)反ったりするんで、すごいなって!
木の種類は何ですか?
怜さんタモの木です。冬場に暖房などで乾燥すると反ったりするんですよ。季節によって縮んだりもするんです。1年目はめっちゃ動くって言われてます。何ミリか縮んで真ん中とかが割れる場合もあるらしいんです。
彩さん「絶対そうなるよ」って言われていたので、「キター!!」みたいな(笑)。連絡したら修復してくれるって言われていたので、すぐ連絡しました。いやな驚きではなくて、木の変化に“生きてる”って感じます。
床や壁は、なんの素材ですか?
彩さんオークです。もめにもめましたけど(笑)。でも大正解だったね。
怜さん壁は漆喰のソラコッタです。自然の素材に囲まれているので、家自体が呼吸しているみたいです。
この家に住んでみて、新しい発見ってありましたか?
彩さん実際に家を建てるときって、何を優先順位にしていいか分からないじゃないですか? 一緒に話して創り上げていって、実際にカタチになって…。でも、実際住んでみて「あ〜!やっぱりソラマドの家で良かった!」って確信が持てました。
最初のフィーリングがピッタリ合ったから、「頼もう!」って即決で、半ば勢いでスタートを切ったわけですけど、住めば住むほどこの家で良かったという気持ちを日々実感しています。例えば朝、寝室の窓を開けると、朝日が差し込んでくる。そんな些細なことですけど、なんだかそれだけで太陽の存在にありがたさを感じたり、春がきた喜びを実感したり…。自分の感性が変わったような気がします。
季節を感じながら生活ができることってある意味、贅沢ですよね?
彩さん春夏秋冬って何度も繰り返して生きているのに、この家で過ごしていると、一つひとつが新鮮に感じることができている気がします。また新しく生き直しているような…。この選択をして良かったという思いが強いですね。
これからの生活が楽しみですね。ところでお家のなかで特にお気に入りのポイントはどこですか?
怜さん僕はここらへん(キッチン)。
彩さん怜くんはここから動かないくらい(笑)。この家に魅せられているかのように、マイエプロン買って、キャップかぶってここで料理しています。私が仕事から帰ってくると、出迎えてくれるエプロン姿がかわいくって(笑)。
男子ごはんみたいですね。
彩さん料理を作る回数は怜くんの方が多いよね。
怜さんもともと引っ越す前から料理はしてはいたんですけど、ここに来てからは、男子ごはんの発動率は高くなりましたね。
彩さんキッチンのレイアウトは怜くんが全部選んで、お皿の位置とかも全部決めて。自分のテリトリーと化してます。
すごい! 怜さんの得意料理はなんですか?
彩さん白和え? ひじき? シリシリ?
え? 和食作るんですか? 怜さんの風貌だと、パエリアとか作ってそうですけど…。
怜さん基本は和食ですよ。和食器も多いし。ごはんと和のおかずが一番しっくりきますね。
彩さん味噌汁がないとダメだって言って、必ず作ってくれるしね。
では彩さんはこのお家のどのポイントが好きですか?
彩さんまだ選べなくって、開拓中です(笑)。 リビングのんびりしているのも好きだし、2階でゴロゴロしているのも好きだし、洗濯物を干すのも好き。日差しが気持ちいい日は、洗濯物にたくさん日を当ててあげようって気持ちで干してますよ。
家の中に日の当たる場所があるのはうれしいですよね。では「ここはこだわった」という点はありますか?
怜さん洗面台かなぁ。
彩さんそうそう! 洗面台にかける想いはお互い強いよね。今もいろいろ2人でレイアウトを決めて作りあげています。
怜さん棚は4ヶ月越しで決めて作りました。ドリルを使ってDIYしました。
彩さんパーツをずっと探してて。行きつけの家具屋さんに行ってアイアンのを見て「これだ!」と思ってすぐに購入しました。
元々DIYする予定だったんですか?
彩さんいえ、工作棚をつけてもらう予定にしていたんですが、予算のことを相談していたら「自分たちでできると思うから、DIYしてみませんか?」って提案していただいて。ドリルまでもらったんです。
怜さん初ドリルは緊張したけど、楽しかった〜!
お友達を呼んでパーティーをするのがお好きだと聞きましたが、初めて新居に招いたお友達はこの家を見て、どんな反応でしたか?
彩さん一番言われるのは「ふたりらしい」です。あとは「カフェみたい」って。CM効果かな(笑)。
“ふたりらしい”ってベストな感想ですよね。
彩さん狙いどおりですね。まだ家探しを始めた当初、注文住宅の展示場に足を運んでいたとき、怜くんから「どの家も違いがない」と言われて進まずにいたときのことを思うと、ソラマドの家に出会えて、今のこの家をそういう風に言ってもらえたことがすごくうれしいんです。
この家を造る際に、徹底的に話し合った点はどこですか?
彩さんキッチンからのデッキの流れです。最初のビジュアルボードを作ったときの第一条件でした。それとガレージが欲しいということを伝えてました。そしたらダイスケさん(設計士:井内大輔)がそのとおりの模型を作ってくれたんです。
怜さんこの家、ほぼ模型どおりで変わってなんです。模型ができるまでの話し合いの中で、やりたいことや好きなものを造士さんやダイスケさんと話してきたおかげで、僕らの好みや趣味を理解してもらえたのが大きかったと思います。
このキッチンからのデッキの流れも「この土地に合わせて抜け感がある流れを作ろうか」って提案をしてくれました。
この土地にしかできないことを考えるのが、ソラマドの家ですからね。
怜さんそうですね。「この土地だからこれなんです」っていうのを作ってくれたと思います。 だから模型を見て異論はなかった。「最高だな」って思いました。
構造のなかで一番話したのは、2階にトイレを作るか作らないかぐらいです。
結局、2階にトイレは作る方向で進んだんですよね。
怜さんはい。ある日の打ち合わせはそれで3時間くらい話して終わったことも…(笑)。ぼくはどっちでもよかったんですけど。
彩さん私たちの叶えたいこの夢(2階のトイレ)のために、図面を何回も何回も書き直してくれて。一緒に「あーだこーだ」言いながら、説明してくれてたので「一緒に作った感」をすごい感じました。
ガレージもかっこいいですね。ここでは夫婦の意見の相違はなかったんでしたっけ?
彩さんもめはしなかったんですけど、まず一番最初に「ガレージを作るとざっくりこの金額です、ガレージがなくなるとこれだけ予算は下がります」っていうのをハッキリ教えてくださっていましたし、ガレージをどうするかを決めないと話が前に進まなかったので、模型を作ってもらう時点で「ガレージ“ありき”で作ってきてください」ってお願いしました。予算はかかるけど、その分、ほかで節約すればいいやと思って。実際にできあがった模型を見たら「ガレージは外せない」ってなってなりましたね。
額面はもちろんですけど、まずは住む方に合ったライフスタイルを提案することを大切にしていきたいのがソラマドの家ですからね。
彩さんソラマドの家でいろんな方が建てていますけど、ザックリ建てられてないというか…。一人ひとり、その家族のためだけに、ソラマドの家のスタッフさんたちがこだわって造られているのが伝わってくるし、その真剣さは今でも身に沁みています。誰が建てても絶対この家が建つわけじゃないっていうか…。
怜さんみんなそれぞれプロなのでしっかりやってくれているんですけど、仕事上の関係以上に仲良くなれるんで、それがいいですね。言いにくいこともあまりないし。
怜さんは特に造士と仲いいですよね?
怜さん最初の窓口は造士さんと話して、ダイスケさんがデザインしてくれて。それから着工すると現場の責任者が上杉さんから長浜さんに変わっていきましたが、変わらずみなさんと仲良くさせてもらっています、今でも。
彩さん家が建つときに現場に「○○邸」って書いた現場の看板を掲げるじゃないですか? 長浜さんは監理者として名前がそこに載ったのが初めてだったらしいことをのちに教えてくれました。私はそれがとっても嬉しくって。こんなに責任持ってやってくれたんだって。誰かの一番目になれたことが純粋にうれしかったですね。
設計士の井内の印象はどうでしたか?
彩さんダイスケさんは、こちらが100言わなくても、分かってくれる感じ。「ここはこんな風にしたらどう?」って質問された時のほんの少しの返事のニュアンスを感じ取ってくれるんです。
怜さん造士さんと僕らの話が脱線しすぎていたら、やんわり軌道修正してくれたり(笑)。そして造士さんとのコンビネーションが抜群なのが印象的でした。
コミュニケーションはしっかり取れていたと感じますか?
怜さん説明もていねいにしてくれるし、思ったことも躊躇なく伝えられました。窓のちょっとした枠も部屋によって変えるのも相談にのってくれたり。細かいことに対応してくれました。
仕事が次のセクション(設計から実際に着工)に移行したときの戸惑いとかはありましたか?
彩さん造士さんもダイスケさんも、設計をしたら終わりじゃないですか? でも現場まで常に見に来てくれていたことがうれしかったですね。造士さんが写真も送ってきてくれたから、戸惑いとかはなかったです。
怜さんまだ僕らが寝てないベッドマットに寝転んだ写真とか、まだ僕らが浸かったことのないバスタブに入っている写真とか「悪ノリです(笑)」って言って送ってくれたりとか。造士さんやダイスケさんのそんな冗談も、うれしかったですよ。
現場を担当した上杉と長浜とも結構密にやりとりされたんですよね?
彩さんはい、かなり。玄関に取り付けた黒板の大きさとか、シューズクロークの幅や高さとかまでは細かくは決めてなくて…。実際にそこに取り掛かかりはじめて、上杉さんと長浜さんがメジャーで測りながら「こんな感じ?」を繰り返して一緒に作ってくれました。引き渡しが終わったあともエプロンをかけるフックをつけるのも、時計をつけるのも手伝ってくれたんです。
怜さんこの時計も一緒につけてもらたんですよ。これ、壁に直接取り付けているんですけど、家を建てる前から「絶対この時計がある家を建てたい!」と思っていたので、設計の段階でダイスケさんがここに釘を打てるようにしておいてくれました。
彩さん全部一緒にやってもらいました。「これ、仕事の範囲なのかな?」って思うことも多々ありました(笑)。
工事中はよく見に来てましたか?
怜さんそれはもう暇さえあればしょっちゅう(笑)。一週間空くことはなかったですね。最初はまだ大工さんと面識がなかったから、家の前を車で通過してみたり…(笑)。それからどんどんフレンドリーになって中に入って見せてもらったりしていました。
彩さん2階もまだ脚立でしか上がれないのに上げてもらったりもしたよね。
お二人は共働きでお忙しそうだから、なかなか一緒に過ごす時間はとれないかと思いますが、新居ではどんな暮らしをしていますか?
彩さんある日、仕事が終わってライン見たら「早く帰っておいで、家はいいよ」って入ってたんですよ。今まで一切そんなこと言ったことなかった人が(笑)。ずっと一緒に住んでいたけど、アパート暮らしのときはそういう想いはなかったかな〜。家とともに怜くんの心が進化しましたね。
家のチカラ、恐るべし!ですね(笑)
彩さんよく、休みの日に家にいるのがもったいないって思う価値観の人っているじゃないですか? 私はそこまで思わないタイプなんですけど、さらにその気持ちがなくなって。休みの日にこの家にいて、家事だけで過ごす時間もすごく有意義だし、心の浄化作用になるし、「ただ“いる”ことに意味がある」そういう思いにさせてくれるんです。
怜さん僕はもうひたすらどこかへ行こうとしていたタイプだったんです。だから前の家のときはお小遣いが全然足りなかったんですけど。
一同 爆笑!
怜さん今は足りてます。
彩さん追加請求がなくなったんです!
住み始めて新たに感じたことや気持ちの変化はほかにありますか?
怜さん家にいるのが増えたことこそ、僕にとっては大きな変化ですね。休みの日は必ずどこかに行かなきゃダメなタイプだったので。
彩さんソラマドの家の造士さんのブログに、お金の使い道のようなテーマが書かれてて、休日の日にショッピングモールに出かけて「なんとなく」買い物したり食事したりして「なんとなく」お金を落とす生活することについて触れているんですが、
(https://www.soramado-oita.co.jp/building/4161)まさにこのことか!と実感しています。無意味な外食はしなくなりましたし、買い物もただ、ぶらぶらと出かけるのではなくて、「ここに植物がほしいね」という目的を持って行くことがすごく多くなりました。
怜さんあとは掃除機をかけるようになりました。
彩さんそうなんですよ〜! この家に住むまで、7年間で2回くらいしかかけたことない人なのに。ここにきてもう10回以上かけてるよね。うれしすぎてその姿を写真撮りましたもん。
家って男の人を変えますね(笑)怜さんは家とともに素敵な男性になってきているような…?
彩さんそう! しかも自分で考えて納得して建てているから、その部分はとても大きかったんだろうなって感じています。(家を建てることへの)彼の心が動くのを待ってて本当によかったと思いますね。
怜さんゴミ出しだってしますよ。今までアパート暮らしのときは、永住している気持ちがなかったのであまり関心もなかったんですけど、地区に入ったりするとちゃんとしなきゃいけないという気持ちにもなるので。
彩さん若いから吸収力がいいんですよね(笑)。素敵な男性に出会って研ぎ澄まされたのかも(笑)。いつもすぐ影響受けるから。
怜さんソラマドの家で建てることに決めてから、造士さんをはじめスタッフの方と公私共に接する機会が増えたので、その影響は大きかったかも。素敵な男性の話を聞いてすぐ実行して、自分の言葉のように人に伝えていきます(笑)。
結局、家との出会い=人との出会いも大きかったと?
彩さん大きかったですね。建てたあとも人と繋がれているのがとってもうれしいです。この家の動向を見守ってくれているので。
お二人と話していると、造士もきっとすごくやりやすかったと思いますよ。
彩さん私たちは初めてお会いして話を伺ったときから、すでに気持ちを持っていかれましたもんね〜。うまく乗せられたって言うと言い方悪いけど、ガシっと心を掴まれたよね。
怜さん造士さん、最初の打ち合わせ、ほぼ何もしてないけどな(笑)。
2016年にお二人がモデルハウスに来てくれてからもう2年も経ちますからね。
怜さん最初の頃の造士さんのイメージって、敏腕社長の風格で多くを語らない感じでした。
彩さん今では親父ギャグよく言う人っていう印象(笑)。ダイスケさんとはナイスコンビネーションだよね。
怜さん2人の空気感がいいですね。ダイスケさんは設計士さんなのにそこまで考えてくれるの?っていうくらい親身になってくれました。予算のことも考えてくれるし、予算的に厳しい場合の代替案をしっかり出してくれるし。
彩さんだからといって強引に説得させられたという感じはないですし。誘導はされているかもしれないけど、自分たちで選んだという感覚を忘れさせないでいてくれるんです。だから妥協したとは思わないんですよ。
怜さん実はソラマドの家で建てるということが本格化してきたときに、後輩にソラマドの家を紹介したんです。でも、その後輩は家を建てるなら大手のメーカーで、しかも耐震をウリにしている以外は認めないって言うタイプで。
そんな後輩に僕は「造士イズム」はもちろん、ソラマドの家がスタイルだけじゃなく永く安心して暮らせるために構造や素材にもしっかりこだわっているってことを、切々と唱えたんです。そしたら、その後輩もだんだんそのイズムに感化させられてきて…。僕、一人の人間の気持ちを変えたんですよ!ついに、私もこの人に設計してもらいたいっていうようになったんです。合言葉は「突き抜けた設計、突き抜けた暮らし」ですよ(笑)。
彩さん造士さんとダイスケさんの言葉やけんな!
最後に…今後、この家でどんな生活をしていきたいですか?
彩さん「ていねいな暮らし」って言葉をよくインスタで目にするじゃないですか。今まであの言葉にすごく違和感があったんです。でも今ならタグでその言葉を見ると、「あ〜これか!」って思えるんです。まさにこの家でその暮らしができているような気がして。自分の人生が大事なのは当たり前だけど、以前よりさらに大事に思えるし、一緒にいる人も大事だし、物も大事。日々を大事にしながら生きていると思いながら暮らしたてきたいなと思います。はい、次、怜くんどうぞ!
怜さん俺、“突き抜けた暮らし”しか出てこんな…。
一同 笑!!!
<編集後記>
田中夫妻から「ありがたい」という言葉をたくさん聞いた気がします。人に対してそう思えるのは、人を看る、命の尊さとか人生とか、常に感じる現場にいるお二人だからこそ、通常であれば気づくことのない裏方のような仕事までも見てくれていたのかなと感じています。
お寿司で言えば“江戸前のしごと”みたいな、玄人の部分を嗅ぎ分けてくれていたのかと思うと職人冥利に尽きます。 かといって印象はイマドキのノリのいい若い夫婦で、まさに“突き抜けた夫婦”。
彩さんのエネルギーが満ち溢れる太陽のようなハイテンション、でもその中に人の機微をしっかりと受け止める感受性の強さとか、一見尻にひかれているように見える年下の怜さんですが、実は見えないところで支えている家の土台のように彩さんを包み込む安心感とか、2人のバランスがこの家に住むことでさらに安定感を増し、日々の暮らしがさらに輝き放つものへと進化して見えました。
ソラマドの家では、突き抜けた設計で、突き抜けた暮らしを提案します。 だれでもない、あなたの住む家だから、あなた“らしさ”がないともったいない。田中邸はそんな“らしさ”に満ちてあふれていました